8月23日注目の3銘柄

1. 大成建設 (1801)

ファンダメンタルズ分析: 大成建設は、建設業界のリーダー企業の一つであり、国内外で多くの大型プロジェクトに携わっています。2024年3月期の決算では、売上高が前年同期比で8%増加し、純利益も10%増を記録しました。堅調な業績に支えられ、会社は成長性と収益性を維持しています。また、同社はESGへの取り組みも進めており、持続可能な建設プロジェクトの受注が増加傾向にあります。

テクニカル分析: 株価は最近の調整を経て、サポートラインで反発している様子が見られます。50日移動平均線を上抜けると、再び上昇トレンドに乗る可能性が高まります。RSIは50付近で、上昇余地があります。直近の抵抗線である1,600円を突破すれば、さらなる上昇が期待されます。

2. トヨタ自動車 (7203)

ファンダメンタルズ分析: トヨタ自動車は、日本を代表する自動車メーカーで、グローバルな市場で強力なプレゼンスを持っています。最新の決算では、EV市場への積極的な参入と新型モデルの好調な販売が業績を押し上げています。特に、北米市場での売上が伸びており、為替の影響も利益をサポートしています。さらに、トヨタは自動運転技術の研究開発にも注力しており、将来の成長が期待されています。

テクニカル分析: 株価は長期的な上昇トレンドを維持しており、25日移動平均線が75日移動平均線を上回っています。出来高の増加が見られる中で、MACDも強気のクロスを形成しており、さらなる上昇が見込まれます。直近の高値である2,500円を突破すれば、新たな上昇局面が開かれる可能性があります。

3. 日立製作所 (6501)

ファンダメンタルズ分析: 日立製作所は、多角的な事業展開を行う総合電機メーカーです。2024年3月期の決算では、ITサービス部門やエネルギー関連事業が堅調に推移し、増収増益を達成しました。特に、グリーンエネルギー分野での展開が注目されており、政府の脱炭素政策とも連携しています。また、AI技術の導入による生産性向上が進んでおり、今後も収益基盤の強化が期待されます。

テクニカル分析: 株価は一時的な調整を経て、底堅い動きを見せています。ボリンジャーバンドの下限に接近しており、反発の兆しが見られます。RSIが30を割り込んでおり、売られ過ぎの状態にあるため、短期的な買い戻しが期待されます。目先の目標値としては、5,200円を目指す動きが予想されます。

これらの銘柄は、それぞれ異なる強みを持っており、分散投資の一環として注目する価値があります。また明日も注目銘柄をお伝えするので、「いいね」と「フォロー」お願いします。

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