「人を褒めること≠自分を貶すこと」だと気づいたとき、世界が変わった話
昔はとにかく「隣の芝が青い」とばかり思っていました。嫉妬深く、目立ちたがり屋で、自己中心的で、それなのに秀でた能力はありませんでした。
小学生の頃、友達が先生に褒められているのを見ると羨ましく思い「僕もできるよー!見て見て!」などと先生に話しかけていました。
中学生の頃、数学のテストでずっと負けていた友人がいました。あるとき初めて勝つことができて嬉しさのあまり「お前に勝った!」と言ってしまい、友人を怒らせてしまいました。
ただ私は素直ではあったため、すごいと思ったことは「すごい!」と言うこともあります。
嫉妬する時と素直に褒める時の違いはなんだろうと考えたところ。自分が頑張っているものと同じ領域で秀でた人を見ると悔しく感じていました。
変に器用だったこともありプライドが高い状態になっていたんです。
妙に高いプライドのせいで、「人を褒めること=自分を貶すこと」というマインドになっていたんです。また、人を頼りたくないので、全部自分で進めてようと思っていました。
きっかけはあまり覚えていないのですが、いくつかの失敗体験が重なったことで、妙に高いプライドが崩れたんです。その結果、「人を頼る」ということに対しての心理的ブロックがなくなり、
良い意味で「自分は何もできないんだ」と思うことができたんです。
そうすると視界が急に広がり、周りが見れるようになった。
自分視点から周りが見えるようになり、人を頼って感謝できるようになり、人を褒めれるようになり、どんどん人の良いところが見つかるようになり、さらに頼れるようになる。そして「自分も周りの良いところを吸収したい」と思えるようになりました。
「人を褒める→良いところがたくさん見つかる→自分も見習いたいと思う→自分が強くなる」という褒めサイクルが回り出しました。
「人を褒めること=自分を貶すこと」マインドだとそのサイクルは回りませんよね。
「人を褒めること≠自分を貶すこと」だと気づいたとき、世界が変わった話でした。今日も明日も、人を褒めていきましょーう!!
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