ボクが万年筆を使うワケ
これまでたくさんの万年筆を使ってきた。
ボクが万年筆を使い始めたのはなんとなく、カッコ良さそうだったから。
結構ガチな万年筆を何本か購入して使ってた。
何度も新しいのを買って、何度もボクの周りで身の回りでブームが起きては廃れていくのを眺めながらも、これまで万年筆を使い続けていることを考えた時、強くはないけどしっかりとしたこだわりがあるのを感じたからボクはそのワケをまとめようと思った。
インクが乾くまでの時間
万年筆は文字を書いた後、インクが乾くまで少しだけ待たないといけない。
ボクの感覚的には一呼吸分くらいの時間。
あとで書くけどボクが万年筆を使うシーンは思考整理の場面がほとんど。
だから『書く』作業よりも『考える』作業の方が時間がかかるからちょうどいい。
あと書いた文字を見返すことでボクの思考を振り返ることができるのもいい。
ボクの各時間とのちょうどいい距離感。スローライフの実践。
ボールペンのダマが嫌い
これは逆説的になってしまうけどボールペンで書き物をしていると時々出てくるインクの『ダマ』がとにかく嫌い。
手につくしなかなか乾いてくれないし。ボクは職業柄スケッチを書くことも多くて、ペンを縦横縦横無尽に走らせるとこの『ダマ』が発生することが多い。
インクを置いてくる感覚が好き
鉛筆は芯を紙で削りながら書く感覚がするし、ボールペンは玉を転がすために気持ち筆圧を上げながら書かないといけない。それに比べて万年筆は『インクを紙に置いてくる』感覚が好き。
森の中で道に迷わないようにパンくずを道に落としてくるような。
ボクが使っているのはパイロットのカクノ
ボクの万年筆はパイロットのカクノ。
初心者用の万年筆だけど、なぜボクがカクノを使っているのかは後日ブログでまとめたい。
デザインも可愛いし、手ごろな価格で購入できるのもおすすめ。
だからボクはこれからもカクノで万年筆を使い続ける。
でもモンブランの149を道で落としてなくしたのがショックでカクノを使い始めたことは人には言えない。かなりショックだった。
でもお金が貯まったらまたいつか書いたいな、モンブラン149。
ボクの好きなインク
ボクのインクはブルーブラック。パイロットのカートリッジ式も使うしコンバーターでインクを吸い上げる場合もある。(ペンごとに使い分けている。)
おすすめはモンブランのミッドナイトブルー。落ち着いたブルーで自然な発色がいい。
これも149の置き土産だけどね。
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