ピントリングを回すボクの時間
ボクは以前『AFに感じる気持ちわるさ』ってnote記事を書いた。
AF(オートフォーカス)を使っていると小さなピントのズレが許せなくなってしまうから、って考えていた。
それから4ヶ月立ってもう一度考えてみると、どうも別の理由もありそうだなぁって思った。
MF時のピントリングを回す時間が気持ちいい
端的にこれだと思った。
ファインダーを覗きながら構図を決めたらピントを合わせたい被写体をみながらピントリングを回す。少しずつピントが合ってきて合掌したところでシャターボタンを押す。
そんな一連の流れとその時間がとても気持ちいい。
特にボケてたところが少しずつピントが合ってくる瞬間はなんとも言えないゾクゾク感がある。
初心者の人にも知って欲しい快感
カメラをある程度趣味にしている人と話をすると結構な確率で同意してくれるんだけど、カメラを始めたばかりの人にはなかなか伝わらない。
どうやったらわかってくれるかな?と考えてMFでピントを合わせるだけの動画を作ってみた。ちょっとみて欲しい。
太陽の塔のフィギュアにピントが合ってくる。後ろのカメラがボケていく。その逆も然り。
ペットボトルの内側の水滴。向こうがわの水滴にピントを合わせるか、手前の水滴に合わせるか、悩みながらピントリングを回す。
短い動画だけど、ボクがピントリングを回すときの幸せが詰まっている。
だからこそレンズのピントリングはこだわりたい
現代レンズの多くは高性能なAFに対応する設定で作られている。
そもそもMFで撮影することを中心に考えられていないから、ピントリングを回しても楽しくない。
現代レンズのピントリングは大抵、『軽い』『ピントを合わせるのにたくさん回さないといけない』ようになっている。
何回か触らせてもらったライカMシリーズのMFレンズのように、左手の指でくいくいって操作する操作感が欲しい。
いずれはライカにたどり着くんだろうな
ボクがTwitterで仲良くしてもらってる人にやたらとライカをすすめてくる人がいる。
うん、ありがとう。
多分ボクはそのうちライカに到達すると思う。そんなに遠い未来じゃないかもしれない。それもこれもピントリングを回す喜びを知ってしまったから。
でももうちょっとだけ待ってね^^;
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