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多くの日本人が世界で活躍する日

昭和の頃は海外に行くと日本企業の看板だらけでしたが、やがてそれが韓国企業になり、今では中国企業へと変遷してきました。
もっと遡ると、昔はクルマも時計も何でも外国製品が優秀だとされていましたから、そこから日本企業が世界を席巻したことは凄いと思うのですが、時代とともに他の国へと席を譲ることは自然な流れなのでしょう。

その後は日本のスポーツ選手が海外で活躍する姿も見られ、特にサッカーや野球では、海外に出ていくことが当たり前のようになりました。
特に今年は、エンジェルスの大谷翔平選手の活躍が素晴らしすぎて、これはもう語り継がれていくようなレベルでしたね。

日本のアニメはすでに世界的に有名になっていますが、今後はというと、音楽でも世界的に活躍する人たちが出てくるでしょう。
日本語の歌詞のままで世界的にヒットすることも珍しくなくなるだろうし、海外では日本語の曲をカバーする人たちも増えるでしょう。

アニメや漫画はカルチャーとしては低く見られがちですが、これだけ世界的に愛されていて、日本語や日本の文化が好きな人も増えたことは、とても貢献度が高いと言えます。

そしてアニソンのオープニングやエンディング曲のおかげで、日本語の楽曲が抵抗なく聴けるようになったことはとてもありがたいことです。
それに加えて、ここのところのシティーポップの世界的なリバイバルヒットで、日本の音楽の未来にとって明るい兆しが見えてきました。

大戦後の復興から経済成長期があり日本企業が世界で評価され、これからはアニメのクリエイターやデザイナー、ミュージシャンなどが世界の舞台で活躍する日が来るでしょう。
主にハード面で日本企業が実績を残してきましたが、これからは個人の才能というソフト面での活躍が期待されるということです。

テレビで育った世代と、最初からスマホやタブレットを触っていた世代では、その情報量が圧倒的に違うし、ネットは世界がマーケットになるので根本的に発想が違います。
テレビ世代はYouTubeに自分の姿が映るのを嫌がる人もいますが、スマホ世代は写真や動画で自分をアピールすることに抵抗がありません。

動画の編集も以前と比べたら格段に楽になりました。
それらのツールを使って、若い人たちが柔軟な発想で才能をアピールし始めたら、映画やMVなどとは全く違うものが生まれてくるかもしれませんね。
そういう意味では可能性は無限です。

本来日本人は優秀な民族です。
先達が何度も苦難を乗り越えてくれたからこそ今があります。
仕組みや価値観が大きく変わった後に、どんな世界が展開するのか予想がつきませんが、日本の文化が高く評価される気がしてなりません。

日本の当たり前が世界では新鮮に映るものもあるので、「こんなものに価値があるのか?」ではなく、「もしかしたら面白いかもしれない!」という視点で物事を捉えたいし、知らないうちに可能性を潰してしまうのは本当にもったいないですね。






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