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2000年〜2020年をちょっとだけ振り返り

今日は大晦日なので、本来なら今年1年を振り返るってことなのでしょうけど、なんとなく2000年になってから今までのことを、ちょっとだけ振り返ってみることにします。


ここ20年ほどは、思ったようにいかないことばかりで、自信をなくしたり精神的にパワーが落ちたりして、生活することでいっぱいいっぱいでした。
思いどおりにならないことへのイライラもあったし、なんとかしようとジタバタしたり、自分なりに頑張ってはいたものの、空回り感がずっとありました。

2000年になってからすぐに、仕事上の大トラブル、離婚、大切な友人の死が立て続けに起こり、体調もすぐれない中、なんとか立て直そうとしていましたが、子育てや病気がちだった親の面倒を見ることで、正直仕事どころではないという2000年代の幕開けでした。

そして音楽ビジネスも徐々に下降線をたどり始め、2008年のことですね、「あ〜。もうこのビジネス(CDを売ること)は終わるな。」と気づいてから、ライブやグッズの制作に力を入れる方向にシフトしましたが、下降線はダダ下がりのまま、音楽業界全体が斜陽化していきました。

と同時に、個人的には2017年の年末あたりに急ブレーキがかかり、今まで積み上げてきたことが根元から崩れ、いわゆる強制終了が起きたわけです。
本当にね、しばし呆然って感じでしたね。
だって何から手をつけていいやら、さっぱりわからなかったですから。

そして昨年末に友人からの誘いもあり、北海道への移住を決めたことで、仕事も人間関係も大いなるリセットをすることになり、ちょうど1年が経とうとしています。

世の中的にはコロナで大変でしたが、今年は最高の年と思える1年になったのは、何よりも自分が一番やりたかったことをやれる環境になったことで、精神的にもバランスが取れるようになったのが大きかったです。
自分が一番やりたかったことというのは、音楽アーティストやスタッフなど、音楽に関わる人材の育成ですが、それについては今後繰り返しこのブログで書いていきます。

約20年の間、何をどうやっていけばいいのか見当がつきませんでしたが、やっとスタート地点に立てたのが2020年でした。
今までの常識や価値観が崩れていき、混乱もしたしそれに対応することで精一杯でしたが、ようやく道が見えてきたというか、自分なりにやり方が見えてきたのであとは試していくだけです。

今までのやり方が通用しなくなった今、しばらく試行錯誤が続きますが、やりながら修正を加え、少しずつ前進していくしかありません。
でもなぜかいい予感しかしないので、この感覚に寄り添いながら来年を迎えたいと思います。


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