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目的があるとすればそれは霊的に進化すること

それぞれに人生においての目的があると思いますが、究極の目的は霊的に進化することです。それは覚醒していくことであり、悟りを得ていくというのも同じ意味です。
覚醒や悟りというのは、ある領域に達すればいいというものでもなくて、進んでも進んでも先があります。
そこには深い深い宇宙の智慧や計らいがあります。

人によってはある日突然覚醒するというような霊的体験をする人もいるし、日々コツコツと自分と向き合いながら意識を高めていく人もいて、みんなが同じように進化し、同じ時期、同じタイミングで次のステップにいくということではないです。本当にひとそれぞれ。

そこで重要なことは個々が何を選択するかであり、その選択によって経験することが異なり、進化の速度も変わりますが、そこにはいいとか悪いというような人間的な判断はいらないです。
全てにおいて自己責任であり、自分が選択したことから何を吸収し、何を学んでいくのかということしかありません。

ここ2年くらいの間でコロナが蔓延したことにより、今までの価値観がグルンとひっくり返りましたが、それは意識改革が必要だった地球に住む私たちにとって、結果的にとてもラッキーなことでした。

マスメディアや銀行、航空会社や製造業、証券会社などなど、大企業が軒並み経営的に追い込まれ、先行きが見えない状況です。
安定した大企業に就職すれば安心という神話も崩れ去り、それぞれが自己責任において選択しなければならないという、今までとは違う価値観で生きていかなければなりません。


地球というのは魂にとっての学校なので、いろんな経験を通して学び、霊的に進化していくという観点からすると、今の状況はこの上なく恵まれた環境で、精神的に自立しチャレンジするのには絶好のチャンスなのです。

昔は売れることが正義で、売れたもん勝ちみたいな価値観がまかりとおっていて、それも一つの経験だったけど、今はそこを通り過ぎて本質を見極めるときです。

例えば音楽でいうと、多少品のないことをやっても売れればOK!ということではなくて、自分の才能を活かして純粋に人々を癒し励まし喜ばせるために活動をする人たちが、多くのファンを獲得することになるでしょう。

音楽家がそういった音楽活動をとおして霊的な進化をし、発言力を持てば、さらに世の中に貢献することができます。
もちろんそれは音楽に限ったことではなくて、全てのジャンルにおいてですけどね。

お金はエネルギーであり豊かさの象徴の一つではありますが、それは魂の成長のために、霊的進化のために役立てるべきで、金儲けが目的になってしまうのは、あまりに薄っぺらい価値観です。
おそらく多くの人が、今までのそういう風潮に飽き飽きしてるとは思いますが。

衰退していく業種や業界にしがみつくのも選択だし、破綻する会社と心中するのも自由です。
ずっとやろうと思っていたことにチャレンジすることもいいし、見切り発車で次のステップに飛び込むのもいいでしょう。
全て自己責任です。いい悪いはありません。

一つだけ判断基準があるとしたら、何が一番自分にとって魂の成長になるかということでしょうか。
何を経験しても自分の成長の糧になるのは間違いないですから、失敗を恐れずとにかくやってみるというのがいいですね。


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