感性や感覚を生かすために技術を習得する



音楽で重要視しなくてはならないのは感性や感覚です。
それを「センス」とも言います。

歌や楽器の演奏において技術が必要なのは誰もが理解していることですが、あくまでも感性や感覚を生かすために技術が必要になるのであって、技術ばかりにこだわるようになると本末転倒になってしまいます。
技術はあくまでもサポートする立場であって、それが主役になることはありません。


歌も演奏も上手いから感動するわけじゃないんです。
何か伝わるものがあるから心が震えるんです。

自分もそうでしたが、特に若い頃や初心者はテクニックにこだわってしまうことが多いです。
でも、テクニックを見せつけるような演奏や音楽は、インパクトを与えることはできても、それだけで終わってしまいます。
その高度なテクニックに感心することはあっても、感動には至らないからです。

自分の中から流れ出るメロディーやフレーズを、より魅力的に聴かせるために必要になるのが技術です。
ギターで難しいフレーズが弾けるとか、誰よりも早弾きができるというのは素晴らしいことですが、やはりそのプレイヤーの世界観やセンスの良さ、エネルギーに引き込まれるんです。

技術を獲得することは大事なことであるのは間違いないのですが、何のための技術なのかをしっかり理解することですね。


小山のブログ  https://ameblo.jp/canbe888

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