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同じ情報を共有する時代は終わった

このテーマでは何度か書いてきましたが、今それがさらに色濃くなってきているので、再確認の意味も含めて書き残します。

マスメディア全盛の頃は、みんなが同じ情報を共有することで会話が成り立ったし、知らないことがあると取り残されたような気になって、みんなから遅れをとってしまったと不安になったものです。

昭和の頃は、支配者側からしたら最も都合のいい環境が成立した時期だけれども、インターネットが普及した現在では、それぞれがバラバラに情報を取り始め、小さいコミュニティーが出来上がり、全体で情報を共有することはなくなりました。

つまり二極化どころか多極化が始まっていて、同じ町内に住んでいたとしても、持っている情報は全く異なり、別の世界もしくは、別のパラレルに住んでいると言っても過言ではないくらい接点がなくなっています。

それぞれが自分が関心のあることだけ追いかけ、自分だけのコミュニティーが存在し、ネットで買い物をしたりUber Eatsで食事を注文するような生活なら、もし近くに住んでいても顔を合わすこともないです。
ちょっと極端な例えですけど、そのようなことが現実で起きていますが、これが「自分が生きる世界は自分が創造する」ということの意味です。

それがいいとか悪いとかでもなくて、ただあるのは自分が何を選択するかということだけで、他人との関わりを大切にしたいなら、ネット上のコミュニティーだけでなく、リアルな世界でのコミュニティーに参加すればいいし、なんなら自分がコミュニティーを作ってしまえばいいんです。
それはあくまでも自分中心ってことで、「誰々さんがやるから私もやっておいた方がいいのかな?」みたいな価値観はそこには存在しません。

初めて出会った人と会話しても、価値観が合わない人とは言葉が通じないなんてこともあり得るし、現にそれが起きている人も多いはずです。
わかりやすくいうと、ワクチンを接種する人としない人、コロナに怯えている人とコロナは茶番劇だと思っている人とでは、会話が成り立たないしわかり合えません。

自分と向き合う時間をたっぷり取りましょうと言っているのは、本当は自分はどうしたいのかを知ってください、思い出してくださいということを伝えたいからです。
誰とどこに住んでどんな暮らしをしたいのか、どんなことを仕事にしたいのか、何をして遊びたいのか、自分と対話して明確にしましょうよ。

会いたくない人とは会わなくていいし、やりたくない仕事はやめましょう。
「本当はこうしたいんだけど」ということがあるんだったら即実行です。
他人のために時間を使うのではなく、自分のために使いましょう。
無駄な時間を過ごすのは、自分にとって損失でしかありません。

他人がどう思おうと、そんなことどうでもいいじゃないですか。
今すぐ自分を生きてください。
自分を生きるとはどういうことかわからないのであれば、それは感覚が麻痺してるだけですから、まず他人軸で生きることや、みんな一緒にという価値観を捨てましょう。

みんなで情報を共有する時代は終わったので、あなたにとって必要な情報を発信している人を探してください。
そしてあなたがいいと思うもの、素晴らしいと感じることを発信するなりシェアするなりしてください。

肩書きがあるとかないとか、実績があるとかないとか、有名だとか無名だとか、もう一切そういうことは関係ありませんから、自信を持って自分を表現してください。
それが自分が生きたい世界を創造するということですから。

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