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覚醒することが目的じゃない

覚醒って真実に目覚めることですが、それは一つの経験にしか過ぎません。
覚醒後にどのような行動を起こして自分が気づいたことを伝えていくのか、もしくは周りの人たちと調和した世界を作り上げていくかがテーマになってくるので、覚醒すれば全てOKってことじゃないんです。

例えば若い頃は結婚に対する憧れもありますが、結婚は目的ではなくて、そこからどうやって今までの関係以上のものを構築していくかです。
つまりゴールではないってことで、これは覚醒においても同じです。
人によっては突然叩き起こされるようなことも起こるだろうし、人によってはジワジワと自分の中で変化が起こり、気がついたら以前の自分とは全く違う思考になってたということもあるでしょう。

仏教的な言い方をすると悟りへの道はずっと続くのです。
ここで終わりということではありません。
そして同時にそれは喜びでもあるということを覚えておきましょう。
ずっと修行が続くということではなくて、日々成長していく自分の姿を見ることが、やがて大きな喜びになるということ。

到達すれば全てOK!ってことではなくて、その過程、プロセスを楽しむということと、また楽しめる精神状態に思考を変えていくということが大切で、幸せや喜びって、その瞬間で終わるものではなくて、継続させることができるのです。

経験を積み、世界の仕組みを知ればいろんなことがわかってきます。
まずはお互いコントロールし合うところから脱出し、自分が主役になるために思考を変え行動を起こすことです。
その道の途中で覚醒というパワーアップする場所を通過することがあり、そこから世界の見え方が変わるんです。
だからそこが目的じゃなくて、あくまでも通過点なのです。


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