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結果を目的にするんじゃなくてプロセスを楽しむ

結果が求められる社会でずっと生きていたために、結果を出すことが目的になりがちでしたが、ここも価値観を変えたほうがいいですね。

山登りや旅行もそうですけど、目的地に着けばいいってもんじゃないですよね。実は計画を立てるところも楽しいわけで、どの山にいつ上るのか、国内旅行なのか海外なのかなどなど、設定するのって時間かかるけど、その時間は惜しくないです。

友人の飲食店経営者も言ってましたが、新規に開店するお店の内装を考えている時が一番楽しいっていうのは、わかる気がしますね。

ビジネスでは目的を達成すると次の目標設定をしなくてはなりません。
多くの場合はその繰り返しになります。
最初は達成感がありますが、3回目、4回目になるとその感覚も薄れてきてマンネリになり、モチベーションも下がります。

そういう時こそプロセスを楽しめるように工夫を凝らし、違うアプローチをしてみたり、パターンを変えたりしながら、新鮮な気持ちで取り組めるということが重要になってきます。

これはライブでも同じで、例えば同じセットリストで何度もライブをやるとしたら、お客さんも飽きてくるし演者もモチベーションが下がります。
構成をガラッと変えるとか、何か企画性を持たせるとかしないと、同じことの繰り返しは停滞を生みます。

結果は結果として必ず出るものですが、それを目的にしてしまうと辛くなることが多々あります。
振り返って楽しかったね〜ってことではなく、最初から積極的に楽しむっていう意識を持てればいいですね。

古い価値観では楽しんでいることが、他人から見ると遊んでいるようにしか見えない時もあって、それは僕自身も言われたことがあります。
苦しみ抜いて何かを生み出すことだけが仕事ではないし、仕事=辛いことという思い込みのある人たちは、楽しむことに罪悪感すら感じるようです。

どんな仕事でも、そこに喜びや楽しみを見出すことはできます。
それを見つけられるのも才能の一つです。
プロセスを楽しみながら結果に結びつけられるように、創造しアイデアを降ろしましょう。
それはとってもクリエイティブで楽しい作業ですからね。


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