過去世の記憶が与える影響
自分は昔からエリートというものが大嫌いで、叩き上げでのし上がっていくんだという意識が非常に強い人間でした。
音楽をやりたくて18歳で上京しましたが、最初は何からやったらいいのかわからなかったですけど、バンドボーイという末端の仕事から音楽業界に入り、いわゆる下積み時代を経験して、とにかくやれることはなんでもやろうと思っていました。
おかげで縁にも恵まれ、ダニー飯田とパラダイスキングというグループに所属することができて、1,000回以上のステージ経験を積むことができました。
その経験があったからこそ、レコーディングやライブの制作などを難なくこなすことができたし、新人を育てる上で必要なことは、ほとんどその頃に経験できたのです。
ではなぜエリートが大嫌いだったのかというと、これは過去世の記憶によるものでした。過去世というのはたくさんあるし、何度も生まれ変わってきているのですが、一番近い経験が記憶に新しいというか、影響が大きく出る気がしていて、僕にとってはそれが1800年代にアメリカの軍人として生きていた過去なのだそうです。
それは、とある信頼できる人物に過去世をリーディングしてもらった時に教えてもらったのですが、それが本当のことかどうか調べようもないし証拠もありません。でも自分の中で腑に落ちるというか、付合するものがあったり納得できればいいと思っています。
ずっとアメリカの文化が好きで、アメリカ製のクルマを乗り継いだ時期もあったし、音楽もカントリーミュージックや吹奏楽で演奏するマーチが大好きで、アルバムを何枚も買って聴いていました。
ニューオーリンズを中心に演奏されていた、ディキシーランド・ジャズも大好きだし、ディズニーランドに音楽(生演奏)を聴きたくて通っていた頃もありますからね 笑、よっぽど惹かれるものがあったのでしょう。
前世では士官学校を超優秀な成績で卒業し、そのまま学校に残り教師として多くの学生を指導していたそうです。ところが南北戦争もピークを迎え、現地へ出て実際に軍隊を指揮しなければならなくなった時に、生きるか死ぬかの瀬戸際で戦っている戦地では、学校で教えていたことなどほとんど役に立たず、自分の判断ミスで多くの部下を死なせてしまったのだそうで、そのことを死ぬまで後悔していたらしいです。
だからエリートが大嫌いになったというのは理解できるし、もう一つわかりやすいのは、今世では戦争の経験がないのに、戦争に縁がある場所に行くと、その時の記憶が蘇るのかめっちゃ泣いちゃうんですよ。
広島の平和公園に行った時も散歩してるだけで涙が出てきたし、沖縄のひめゆりの塔に行った時には、レンタカーに戻って大声で号泣しました。
知覧の特攻平和会館には行ったことないですけど、YouTubeで話を聞くだけで泣いちゃうくらいヤバいです。
たぶん行ったら声が枯れるくら泣くんじゃないかな。
何故今日この記事を書く気になったのかはわかりませんが、たぶんこの時の後悔がまだ浄化されてないのかもしれません。
でももうそろそろこの申し訳ないという気持ちを浄化し、現世では多くの人にいい影響を与え、次のステージに行きなさいということなのだと捉えています。
何度も生まれ変わっていろんな立場で様々な経験をするのが人生であり、今回は今回のテーマがありますが、もし何か引っかかってることがあったり、一歩前に踏み出せない時は、過去世に原因があるかもしれないですね。
でもその原因を知ろうとするより、自分がやりたいという気持ちを優先して、弱っちい自分を克服することが魂を磨くことなのだと思います。
もし本当に必要なら過去世の記憶を覚えたいるはずだろうし、それが消去されて生まれてくるというのは、そこに必ず理由があるはずです。
それも含めて自分を認め、宇宙を信頼することです。
「今」ここに存在して生きているということ自体がありがたいし、それに感謝しつつ、「今」を大切にして「今」を生きていきましょうね。
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