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強さとしなやかさ

強さを求めるのって本能的なものだと思うのですが、そこにしなやかさが加わると最強です。
あの柳の木の枝のようにしなる感じですね。

「しなる」の意味は、「弾力があって折れずに柔らかに曲がる」ことですが、これってめっち重要じゃないですか。
強いだけだと、力が加わったときにポキッと折れてしまう可能性がありますが、しなやかさを持ち合わせていれば簡単には折れません。

人間関係においても大事なのはしなやかさです。
人との関わりにおいてしなやかさとは何なのかと言うと、相手を受け入れる柔軟さです。
相手の考え方や価値観を決して否定せず受け入れることは、相手を尊重し認めることでもあります。

もちろん考え方や価値観を相手に押し付けるのはよくないですけど、やみくもに受取拒否したり、それを変えさせようとするのは自分のエゴであることを知らねばなりません。

今までは他人と同じ価値観であること、その感覚を共有できることが安心材料となっていましたが、これからはお互いが違う価値観を認めあった上で、寄り添っていくことが健全な関係といえるでしょう。

それは違う価値観の者同志でも仲良くしなければならないというようなことではありません。根本的に合わないのに無理して一緒にいるのはストレスにしかならないし、あえて距離を置くことが必要な場合もあります。

他人との距離感は非常に難しい面もありますが、いい距離感を保ちつつ、お互いをリスペクトできる関係がいいですね。
そのためにもしなやかさを持ち、相手の考えや価値観を受け入れるということが大事なのかなと思います。


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