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A P (Active Parenting)〜学びのきっかけ編〜

うちには21歳(女の子・別居中)中3(男の子)と中2(女の子)、年長(男の子)がいます。

長女との関係性については、以前にも書きましたが
今少し頭を抱えています、中学生は絶賛思春期到来中で、
家庭の複雑さ(うちはステップファミリーです。現在、父親が継父)を盾に悪びれているように見えてしまいます。

日々、頭を悩ませますが試行錯誤の模索中w

AP講座では親のあり方を、
独裁的方法・放任的方法・民主的方法
の3つがあり、APで目指す子育てのカタチは民主的方法です。

《独裁的方法》
独裁的な親はすべてのことに権力を持ち、支配的で、権威者として振る舞い、子どもを親の言いなりにするために、褒美と罰を使い分けます。
過干渉や過保護も子どもを親の思いのままにするという点でここに含まれます。

Active Parentingより良い親子関係講座テキストより一部抜粋

《放任的方法》
放任的な親は、独裁的方法の持つ厳しく妥協を許さない面に強く反発します。そのために子どもが「思った通り」にさせます。個人の自由に制限がほとんどありません。

Active Parentingより良い親子関係講座テキストより一部抜粋

《民主的方法》
民主的な家庭では自由が1つの理想となっていますが、他の人々の権利や自己の責任もまた理想とされます。民主的な家庭には秩序と決まりがあり、家族の皆が重要な構成メンバーです。

Active Parentingより良い親子関係講座テキストより一部抜粋


私が今までしてきた子育ては、
『独裁的方法』でした。

・子どもの言い訳なんて受け入れない
・なめられたらあかん
・多少手を挙げてもいい
・私のご機嫌を取るべき
・子どもは親の言う事を聞いていれば良い

なんて思っていました。(再婚するまで)

多分心のどこかで私の子育ては間違っているとか、
親と同じ育て方をしたくないのに!とか思っていましたが、
された子育ての方法しかわからないのです。
※親のせいにはしていませんw

今の主人と出会ってから、
『よその家庭』と『私の』子育ての違いを知りました。

主人との子どもを見る『メガネ』が全然違っていました。

主人は子どもを
『1人の人(個)』として見ていて
私は子どもを
『子ども』
としか見ていませんでした。
むしろ、無意識レベルで『自分の分身だ』とぐらい思っていたかもしれません。

だから、子どもがする事に関しては私に責任があると思い込んでいました。

それどころか、
・どうせ出来ないだろう
・どうせ子どもなんだから
・教える?背中を見て学べ!
・出来て当たり前

と思っていました。

初めは主人の子育ての価値観をずっと否定していましたし、
良いとも思っていませんでした。

ある時、主人から
『どうして子どもが悪い事をしているのに、私(ママ)が悪いと言うの?』
と言われました。

子どもが悪い事をするのも、言うことを聞かないのも、
私が全部甘いからだと思っていたし、
ちゃんと子育てしてない私が悪いと思っていました。

逆に、『どうしてそんな発想が出来るの!?』
という思いから、自分の子育てを再度検討していきました。

幸いにも、この人(主人)を育てた親御さんが横に住んでいたので、
お母さん、お父さん、お姉さんをじっくり観察したり、話を聞いたりしました。

そして、この主人との間に出来た5歳息子の天真爛漫さ。
末っ子と言うこともありますが、上の私の連れ子達とは全然違います。

そこで、たまたま出会ったのがAP講座でした。

子育ての講座に関しては、私は否定的で
『どうせ、抱きしめろとか愛情かけて育てて』
しか、言わないんだろうと思っていましたが、
(このような愛情表現は小学生低学年までは出来ますが大きくなったら無理でした、私)

事前に参加した説明会で、
『親と子は平等』
と聞き、ストンと何か心に落ちました。

なるほど。

主人が私に言い放った言葉。

『どうして子どもが悪いのに、自分のせいにするの?』

の意味がわかりました。

先にも書きましたが、
主人は子どもを個として認め、
人として、人間として対等に見ているんだなと。

一方私は、
子どもとして見ていて、人とは認識があるにも関わらず、
だいぶん子どもを見下していたなと。

子どもだからと言って、意見も聞かず、認めず、検討もせず。
更には、自分の思い通りに育てようと必死になっていました。
思い通りにならなければ、罰を与え、
どうして分かってくれないの!!とブチ切れていました。

そんな私に育てられたのですから、連れ子3人はちょっとやそっとで変われるわけないです。
むしろ、自分が変わらないと!と思いました。
子どもたちとの距離感を少しずつ少しずつ埋めている感じです。

その事をきちんと認め、
APの学びを通して、
自分で自分の首を絞めないように
自分のペースで学び、自分を変えて行く事を決めました。

AP講座のリーダーをしていますが、
まだまだ実践中です。

子どもにとって良い理解者であるよう、
私は家庭の良いリーダーであるよう、
日々、学んでいます!!


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