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変わらぬ友情の落とし穴

小さい頃から連絡を取り続けている人はどれぐらいいるのだろうか。

自分には今も仲の良い幼馴染はいない。

学生時代に週5日、居酒屋に飲みに行っていた友人とも、働き始めてからは疎遠になった。

関わる人間が変わったというのが適切な表現である。

今、大事だと思っている人間関係は、この先も自分を成長させる人間関係であるか。

この問いは、常に自分に問うべきである。

私は成長ベースで人生を考えている。
今、時間やお金、生活水準に満足できていないのは、自分に能力が足りていないから。
成長こそ自分を豊かに幸せにすることができる。

お互いが高め合う関係を築いていたら、それほど素晴らしいことはないと思う。
人と関わることで成長できるととても効率的だ。

同じ人と関わるデメリットは刺激の少なさだ。

裏を返せば、相手が自分と関わることで、刺激を得られる。そんな人間性を養い、自分も相手から刺激を受けられる循環こそ、
双方にメリットがあると考えている。

ただただ時間を共にしていただけの人間関係に生産性はない。

個人的な意見だが、愚痴ばかり話す友人と一緒にいる時間ほど退屈な時間はない。
「だったら、こうすれば良いのでは?」

「いや、自分は…、今は…、まだ…。」

結局、変化していこうという意志が感じられないと、なんだこの不毛な時間は…
と正直、思ってしまう。

変わらぬ友情から得られるものは何だろう。

一緒に過ごせて楽しかった。
という仕事を頑張る気持ちが得られる。
でもそれって、
根本の改善はできてる?
対症療法ではないの?

そんなことを考えてしまう。

自分を成長させる上では、
人間関係の断捨離も時には必要だと思う。

同じ人といると、
同じ価値観に凝り固まってくる。

そこから、視野を広げるには違う価値観にも触れるといいのではないか。

そんなことを考えてみると
今の人間関係には、
とても恵まれていることに感謝を実感する日々である。

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