私の夢 と 量り売りショップの未来
今回も量り売りショップについて書かせていただきます。
ですが、今回に限っては知識をお伝えするのではなく、過去から考える「私の夢と量り売りショップの未来」についてお伝えできればと思います。
ご一読いただけたら幸いです。
日本の量り売りの過去
量り売りで商品を買うことは、日本でも当たり前に行っていたことです。
八百屋さんで野菜を買い、魚屋さんで魚を買い、精肉店でお肉を買う。
昔をモチーフにした漫画とかでも結構みられる光景です。
必要なものは、「買う」のではなく「作る」ことだって珍しくありません。
納豆や味噌、麹やスポンジなどなど。
誰かが作って販売しているのだから、自分でもある程度は作れるに決まってますよね。
現在では、何か足りなくなったら「買う」という選択肢が先に浮かぶ人が多いと思います。
昔は全て買う日本人の方が少なかったのです。
海外では現在も量り売りで商品を提供し、購入することは珍しくありません。
どうして日本では、量り売りで購入できるお店を見かけることが少なくなったのでしょうか。
正しいかは分かりませんが、自分なりの考えを書かせていただきます。
日本で量り売りショップを見かけなくなった理由
まず1つ目に、「色々なお店に行くのが面倒だから」
買い物に行くのに、スーパーのみの1店舗で済むのは魅力的です。
色々なお店に行くのは、手間も時間もかかります。
いくら安いからといっても、コスト面より時間を取る人も多いです。
そんな人が増え、八百屋などで購入する需要がなくなり、次第になくなっていった可能性があります。
2つ目に、「衛生面確保のため」
商品を買うときに「安全な物」であるかどうかは、大事な要素であると思います。
野菜などがそのまま並んでいるより、包装されている方が、綺麗な状態だと思う人も多いと思います。
スーパーなどで出す時は、誰が前に触ったかも分からない状態なので、尚更個包装であってほしいですよね。
衛生面を気にすればするほど、量り売りに抵抗がある人が増えたのかもしれません。
最後に、「企業が増えたから」
資本主義が広がり、現在ではビジネス的な見方で物事を考える人も多くなってきました。
また、産業化(工場を作るなど)や運送業が発展したことで、加工・流通が容易になりました。
つまり、考え方次第で、仕事を増やすことができるようになったのです。当然、食品を取り扱った仕事も増えました。
例えば、コンビニやスーパーで売っている食品は、加工食品だらけです。企業が食品を買い、加工してから消費者に届けられます。
他の例としては、消費者に届けられる前に、工場やスーパーなどで個包装がされていることが挙げられます。
これは、第1次産業の人が店舗(八百屋など)に持っていき、そのまま販売してもらう従来の方法にはなく、その分人手も必要になります。
ただ単に、その食品を直売所みたいに売ること自体が少なくなったということですね。
第一次産業の人も、企業などからの需要が増えると、金銭的にも嬉しいと思います。
それが原因で、大量の野菜が必要になり、農薬を扱う農家が増えたことにも繋がりそうですが、、、。
食品が、企業や飲食店に流れていったことも、量り売りショップが少なくなった原因ではないでしょうか。
現在の量り売りショップ
例えば、量り売りショップで、ほとんどの物が購入でき、なおかつ衛生面がきちんと確保されていたらどうでしょう。
多くの商品を取り扱うことも、衛生面を守りながら販売することも、現在なら可能だと考えています。
もちろん仕入れに限界はありますが、1商品のみ取り扱う過去の量り売りとは変わってきています。
正直に申し上げると、現在の量り売りショップで購入した方が健康にも良いです。
添加物を含んでいる可能性が非常に低いからです。
甘味料・香料など添加物は、多くの人に買ってもらえるように美味しく作るためのものです。体に良い物ではありません。
基本的に人間の手によって何か加えたものは、注意が必要です。農薬もその一つです。
自然で作られ、自然に還るものが健康に最も良いと考えています。人間も自然の生き物なので。
現在の量り売りショップは、「オーガニック」などにこだわり、添加物や農薬に気を配っている店舗が多い印象です。
ぜひ、お近くの量り売りショップで話を聞いてみてください。
全て無添加とまではいかないまでも、何かしら考えて販売してくれていると思います。
私の夢と量り売りショップの未来
私が、量り売りショップをオープンする時には、「健康安全」「安い」に加えて「楽しい」と思える店舗にしたいと考えています。
それが現在の私の夢です。
具体的な内容については、オープンが近くなってから紹介させていただきますが、量り売り自体は、楽しめる購入方法であると確信しています。
買い物行くのが、楽しみの一つになったら最高ですよね。
それも、洋服や靴の買い物ではなく、日常に必要な食品や商品であったら尚更。
これからの量り売りショップは、過去の量り売りショップの復活ではなく、現在ならではの新しい量り売りショップとして、拡がってほしいと考えています。
量り売りショップが更に発展し、そして多くの人が笑顔になれる未来になることを心から祈っています。
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