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コンポストの種類

今回は、ゴミを減らすために有効な手段の「コンポスト」についてお伝えできればと思います。

コンポストに関しては、私自身勉強中のところがあるので、現在知っている知識をお伝えし、新たに分かったことは改めて報告できればと思います。

少し長くなりますが、時間ある時にご一読いただけたら幸いです。



コンポストの種類

コンポストの種類を八つ紹介します。

多くなりましたが、色々調べていくと文献によって個数が異なり、それを一つにまとめると八つになりました。

コンポストの種類に正解はないのだと思います。実際のところ、「自分に合っているもの」が一番だと思います。

ですが、最初は何をすれば良いのかわからないですよね。

以下の内容を参考にしていただき、「自分に合っているもの」を探してみてください。

これを見ていただければ、大枠は大丈夫だと思います。気になったコンポストの種類を詳しく調べてみてください。

それでは始めます。

一つ目は、「設置型コンポスト」

屋外に設置し、下受けの部分が空洞になっており、直接土とつながっている物です。自然に任せている部分が大きい印象です。

日当たりの良い場所を選んで土を掘り、コンポスターを5~10センチ程度埋めて使用します。

堆肥にするには時間がかかるみたいですが(約3ヶ月)、容量が大きいので多くの生ゴミが捨てられます。虫は比較的多いと思っといた方が良いと思います。

ポイント:容量は大きい、堆肥に時間がかかる、虫は出る、屋外

二つ目は、「回転式コンポスト」

基本コンポストの土は、スコップなどを使用し混ぜなければいけません。

ですが、このコンポストなら、ハンドルを回すことで手を汚すことなく、手軽に混ぜることができます。

回すことで、酸素を効率よく循環させ、堆肥化を早めることができます。

色々なものがありますが、少し値段は高い印象です。

ポイント:値段が高い、物によっては容量が大きい、手が汚れない、虫は出る、屋外

三つ目は、「密閉型コンポスト」

米ぬかや発酵促進剤などを入れ、密閉することで、発酵させます。このコンポストの最大のメリットは、ただ入れるだけで混ぜる必要がないことだと思います。

また、容器の下から液体の肥料が出てくるので、薄めて肥料としても使いやすいです。

ですが、密閉している分、臭いが気になる人は控えた方が良いと思います。

下記の写真のように、下に蛇口があるものが多いようです。

ポイント:混ぜる必要がない、手が汚れない、虫は出ない、臭いが強い、屋外推奨

四つ目は、「みみずコンポスト」

名前の通り、みみずをコンポストの中に入れ、栄養価の高い堆肥にする方法です。

みみずが、生ゴミを食べて、細かくし、微生物の分解を早めます。また、みみずの糞は栄養価が高いと言われており、植物がよく育つ堆肥が完成します。

下記の写真は本格的な「みみずコンポスト」ですが、堆肥の栄養価を少し上げたいくらいであれば、違う種類のコンポストにみみずを投入するのも有りだと思います。

ポイント:栄養価の高い堆肥ができる、虫は出る、臭いはあまりしない、みみずがたくさん必要

五つ目は、「ダンボールコンポスト」

ダンボールの通気性を活かし、手軽に安価に始められるコンポストです。

かき混ぜる必要はありますが、とりあえず始めてみたいという方にピッタリだと思います。

ダンボールなので水に濡れないようにしなければいけません。生ゴミを入れた後は、防虫カバーを被せると良いでしょう。

ポイント:コストがあまりかからない、始めやすい、壊れやすい、虫は対策次第、屋内でも可能


六つ目は、「LFCコンポスト」

下記の画像のように、おしゃれなバッグ型のLFCコンポストです。

生ごみの分解を速め、悪臭の発生を抑える独自の配合基材や、水や虫の侵入を防ぐ特注のファスナーなど、初めての方でも続けやすい工夫がたくさん詰まっています。

色んな種類があるので、気になる人は調べてみてください。

ポイント:始めやすい、おしゃれ、臭いはあまり出ない、虫は多少出る、堆肥にできる、容量に限界がある、屋内

七つ目は、「電動生ごみ処理機」

バイオ式と乾燥式があります。

バイオ式は微生物の力を使って分解をするものです。電気を利用し、自動でかき混ぜてくれます。処理に時間はかかりますが、堆肥化はしやすいです。

乾燥式は、温風を利用し、生ゴミをカラカラにします。この後に土に混ぜれば肥料にでできます。厳密には、土に入れなければコンポストではありませんが、キッチンの生ゴミ処理の方法として良いと思います。

最近は、バイオ式と乾燥式を組み合わせた、ハイブリッド型もあります。

キッチンに置くことができるくらいコンパクトな物も多いです。

値段は高くても良いから、高性能で便利なものが良いという人は選択肢に入るでしょう。

ポイント:値段が高い、始めやすい、おしゃれ、臭いはあまり出ない、堆肥にできる、電気が必要、容量に限界がある、屋内

八つ目は、「キエーロ」

キエーロは、木箱の中に黒土を入れ、日光と風を通すために、透明な樹脂製の屋根が斜めにかかっているの物です。

通気性があれば、木箱でなくても大丈夫です。

DIYで作る人も多く、比較的簡単に始められることで有名です。使用方法によっては、臭いもあまりしません。人によっては、室内で利用する人もいます。

かき混ぜる必要があることと、ある程度スペースが必要な点がデメリットだと思います。

ポイント:コストがあまりかからない、始めやすい、臭いや虫は対策次第、スペースが必要、屋内でも可能

何を選ぶか

今回は、八つ紹介しました。

結局のところ何が良いのかということですよね。

正直それは、「あなたが何を望むか」だと思います。

ベランダや庭がないから屋外での設置が難しいのあれば、「ダンボールコンポスト」「LFCコンポスト」「電動生ゴミ処理機」「キエーロ」

虫がどうしても嫌なのであれば、「電動生ゴミ処理機」

できるだけ多くの生ゴミを入れたいなら、「設置型コンポスト」「回転式コンポスト」「密閉型コンポスト」「キエーロ」

費用をできるだけ抑えて始めたいのであれば、「ダンボールコンポスト」「キエーロ」

などなど。許せる範囲や必要な範囲を考えてみてください。

始めてみなければ分からないことの方が多いのが、コンポストです。辞めるのはいつでもできるので、一度始めてみて下さると嬉しいです。

ここまで読んで下さりありがとうございました。
次回は、コンポストを始めるにあたっての注意点をお伝えできればと思います。
来週もよろしくお願いします。


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