支援以外の仕事も必要ですが?
医療、教育、福祉、、、
国が制度を作る業界は、
どれも専門職の使い方が下手だと思うんですよね。
3つの業界のうち、事業単位が小さくなりがちな福祉が、一番大変なことになってる。
福祉業界に入って一番最初に感じた違和感を書いてみました。
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支援以外の仕事も必要ですが?
福祉事業って、支援に対する有資格者や
サービス提供のための人員配置しかされないですよね。
誰でも出来る仕事じゃないってのは、
分かってるつもりなんですけど、
私が、それってどうなのよ!と
声を大にして言いたいのは、
人員配置に組み込んだ人員が、
結果的に支援以外に必要な仕事全般をしなきゃいけないってこと。
支援以外の仕事、軽く見すぎだと思うんですよね。
要は支援しながらできるでしょって事でしょ?
もちろんできる仕事もありますよ。
記録やお仕事の段取りとか、スケジュール管理とかは調整しながら出来ると思います。
でも、支援の仕事だけで、事業って回りますか?
福祉事業の仕組みは支援する人が、サービス提供やその記録だけでなく、国が推し進めるIT化をしろって言ってるんです。
電子帳簿保存法の対応や
デジタル化、IT化、システム導入、
セキュリティ対策といった、
専門性の求められる仕事も
全部やらなきゃならない。
そこまでできる事業者が少ないから、
デジタル化すら進まないんです。
有資格者がする仕事と、
有資格者じゃなくてもできる仕事を分ける
有資格者じゃない=特別なスキルがいらない
わけじゃない。そんなわけない。
支援に対する資格がないだけで、
事業運営に必要なスキルは
たくさんあるはずです。
それは、有資格者という専門職だからこそ、持っていないスキルも多い。
お医者さんに、カルテのセキュリティ対策を
業務の中でやりなさいと言ってるのと
同じじゃないのかしら?
福祉事業は、
専門職に支援以外の分野の、
専門性が必要な仕事をさせてます。
経理、人事、情シスといった他の企業では当たり前にある職種が、
どれも、人員配置で配置された人が兼務しているか、そもそも存在すらしない。
そりゃ、
福祉事業の効率が上がるわけない💦
サービス提供できるだけじゃ、
事業は回らないから。
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