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「nico」という名前にこめた想い
改めてこんなことを書くほど、まだ多くのひとに知ってもらっているわけではないけれど。
ここ最近頑張りたい仕事が増えて、自分の決意表明とでも言おうか、ちょっと書いてみたくて名前の由来をつづってみることにする。
尊敬する先輩がつけてくれたあだ名
ニコ。
一瞬だけ入った、高校の部活でのあだ名だった。
たまたまだけど、私は高校も大学も、入った部活やサークルには先輩からあだ名をつけてもらうという風習があった。
ニコの元は、「ニコシア」からきている。
ニコシアはキプロスという国の首都だ。
私の本名の終わりが「き」であり、先輩が「き」から始まる国を探したらキプロスがヒットした。
私のポジションの、直属の先輩のあだ名が「リオ」で、これがブラジルの首都の「リオデジャネイロ」からきているらしく、同じ要領で私には「ニコ」というあだ名がつけられた(リオ先輩の本名は全く覚えていないけれど、きっと「ぶ」で終わる名前だったのだろう)。
実は私は高校で2つの部活を経験していて、先ほどの1つ目の部活は入部してたった1ヶ月くらいで辞めている。
思い出としては2つ目の方が圧倒的に濃い。
私が1つ目の部活を辞めた理由は、
「希望のポジションに当たらず、練習量が思ったよりも多すぎるから」。
まあなんとも自分勝手な理由である。
こんな理由、普通の先輩なら怒るだろう。
全員が希望のポジションには当たらない。
でもできる限り後輩たちが楽しく続けられるようにと、先輩たちが悩みながらひとりひとりに割り当ててくれたポジション。
そしてひとりひとりにつけてくれたあだ名。
私はそれをいとも簡単にはねのけた。
2つ目の部活がとても思い出深くて、その部活仲間は今でも大切な仲間だから、転部したことは後悔していない。
でもあのときの自分は、本当に最低だったと思う。
先輩たちの気持ちなんて全くわかっていなかった。
そんな私の決断を、説得しつつも無理には引き止めず、
「そっか、ニコちゃんが決めたなら受け止めるよ。」
と言ってくれたリオ先輩。
本当にこのセリフのまま、ちょっと悲しそうな笑顔で。
27歳になった今の私よりも、高校生のときのリオ先輩の方がよっぽど大人かもしれない。
あれ以来会ったこともないけれど、私は今でもリオ先輩を尊敬している。
そんなリオ先輩がつけてくれた、約1か月のあだ名。
忘れたくなくて、大切にしたくて、「ニコ」という名前を使うことにした。
「ニコ」を「nico」とした理由
ニコって、響きが自分でもとても気に入っている。
でも表記をみると、なんだか読みにくい気がした。
「にこ」
…う~ん、なんか違う。
笑ってるの?ってなりそう。
英語は?
「niko」としてもよかったけど、ふと思った。
私が看護師として誇りをもって働いてきた現場、NICU。
あれ、k を c にしたら、nico。
一文字違い。
…いいじゃん。
先ほどまでのしっかりとしたエピソードとは打って変わって、こちらは単純なひらめき、である。
でも私のこれまでの頑張りも含められた気がして、また私ならではの名前な気がして、もう思いついたときから愛着が湧いてしまった。
nicoとしてのこれから
今後、自分のしたい仕事にはどんどんチャレンジしていきたい。
まだまだひよっこだけど、「nico」としてもう一人の自分を作り上げていく。
ある意味では架空の自分。
でもだからこそ、本当の自分なのかもしれない。
自分の思いに素直に従って。
nicoとしての今後の活動に、自分でもワクワクしている。
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