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【詩】梅雨明けの歌

ザーザーザーザー

目が覚めると

湿った空気がのしかかる

厚ぼったい雲が脂肪を垂れ流すからだ

こちらもなんとなく重くなった気がする

ミーンミーンミン

ある朝 熱狂的な合唱に目が覚めた

真上には空が広がって

陽が辺り一面に注いでいる

雲はまだ、太ったままだね 入道さん


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