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初めてのシュノーケリング、どう楽しめる?

前話ではライター古川さんが、STAYTHEEのネーミングに込めた思いや、製品スペックを紹介しましたので、ライター石嶺は、またまた体験から学んだことを書きます。

1.STAYTHEE試作機 シュノーケリング検証

【目的】
シュノーケリングが初めての人(私)が、STAYTHEEで浮力調整しながら、海中撮影がどんな感じでできるか、楽しみ方はどんなものか、の検証です。
今回は急遽、麻ヒモを付けました。(皆様にお届けする製品には、リール付きストラップが同梱されています。麻ヒモではないので、ご安心を)
古川さんはスキューバダイビングの免許を取得しているのですが、シュノーケリングに付き合ってくれます。
小関リーダーはスキューバで潜り、海中から検証作業を見守ります。

2.海へエントリー

沖縄県真栄田岬に『青の洞窟』というダイビングスポットがあります。
洞窟に射し込む太陽が海底を照らし、素晴らしいエメラルドグリーンに染めるということで、・・・楽しみです。

生憎、当日は小雨で少し海にうねりがあります。でも、宮城県気仙沼の冬の海(第3話)に比べれば、へっちゃら(笑)

インストラクターさんからレクチャーを受けます。ここでも安全第一ですね、特に海に慣れていないおじさんですから。

そして、急な階段を下りて、岩場からエントリーします。
(おお、入る前に海を見てると波がないけど、入るとうねりをかなり感じるな〜)

古川さんは慣れたもので、インストラクターと一緒に海面をスイスイと行ってしまいます。
(ちょっと、待って・・・、こっちは心の準備ができてない)一人になったら余計心配なので、仕方ない(笑)から、追いかけます。
心の中では、おいていくなよ~、、、待ってくれ~

3.検証開始

肝心の検証内容を紹介します。
【機材】360度カメラRICOH THETA SC2、水中ハウジングTW-1、
STAYTHEE(試作機)

【撮影モード】
静止画:タイマー設定10秒(10秒後にシャッターを切る)、
     さらにインターバル8秒(8秒間隔でシャッターを切る)
動画:タイマー設定10秒(10秒後から撮影開始)

【浮力調整】
海中に留まる中性浮力、ゆっくり沈む、に調整。それぞれの楽しみ方、気になる点などを確認する。

シュノーケリングにも少し慣れたので、STAYTHEEのシリンダーを回して、浮力調整をします。
先日、プールや浅い浜辺でやったので、手慣れています。麻ヒモを付けているので、少しマイナス浮力(沈む)にします。
いい感じゆっくりと沈んで行くのですが、浜辺とは勝手が違います。浜辺では足をつけて立った状態で検証しましたが、シュノーケリングは泳いでいます。そうなると、ゆっくり沈んで行くSTAYTHEEが脚の方に流れて行き、麻ヒモがまとわりつきそうになります。
(これは、やってみないと分からないポイントだな)などと思いながら、
10秒タイマーとインターバルで何枚か撮影。
ヒモを持っている腕を身体の横に伸ばすと、まとわりつかないというコツも分かりました(これもやってみなければ分からないポイント)

古川さんにも追いつきかけた、とその時、ウワー、岩場が急に崖のように深くなっていて、海底が遠い!・・・落ちる、沈む!
ちょっとビビり、息をのみます。

急に深くなるとビビります(笑)

ライフジャケットを着て浮いているので、沈むはずはない、大丈夫、でも、やっぱり初めてなので怖かったです💦
小関リーダーが、STAYTHEEを発想した動機の1つに、『海中で良い写真は思うように撮れない』というのがあります。海中で自在に動くのは大変な上に、相手は生物で逃げるし、狙った被写体をキレイに撮るのは難しい、という一端が分かった気がします。
何故なら、ライフジャケットを着て、安全なのにビビるし、海面でも思うように身体をコントロールすることはできないのですから。

4.青の洞窟で

いよいよ洞窟に進みます。洞窟の入り口は、少し狭く感じました。他のシュノーケラーもいるので、邪魔にならないように入ります。(なんだか、暗いなあー、天気もイマイチだからかな)
奥に入って行くと、岩場があってそこは天井に穴が空いていて、陽が射し込みキレイです。岩場に上がって、360度撮影。STAYTHEEのシリンダー部分をしっかりと握れるので、落としたりする心配もありません。

         👆天井から射しこむ光も美しい

また、海に入って入り口の方を見ると、何ということでしょう!
海底がエメラルドグリーンに輝いているではありませんか!
   👇マウス等でぐりぐりすると360度映像が見れます

これが『青の洞窟』という名前の由来なんだな、と納得しました。後で聞くと、時間や天候によってもっと素晴らしく見えるそうです(例:冒頭の写真は、別の日に小関さんが撮影した、真田岬の青の洞窟です)

さて、何枚か洞窟内で、撮影をしました。ヒモを伸ばして中性浮力状態で、海中で浮遊させて撮ったりもしました。
ただ、シュノーケリングが初めてなので、泳ぐ方に気をとられます。
それと洞窟という閉鎖空間も少し怖くて、またもや余裕はありません(笑)

【検証の感想】

①普通の水中カメラで被写体決めて、液晶画面を見つつ撮影、というのはかなり難しいだろうと実感。

②シュノーケリングでも浮力調整をすると、海中でのカメラの取り回しがし易い。中性浮力だと、『浮く、沈むという抵抗』を感じない。まさに浮遊。

③インターバル撮影にして、何枚も360度で写す、または動画にすると撮影を気にしなくて良い。海を楽しめそうだ。

④泳いでいる時、ストラップを引っ張る時は絡まないよう気を付ける。例えば、腕を横に伸ばす。

今回は岩場からのエントリーでシュノーケリングしました。浅瀬でもSTAYTHEEを入れてみましたが、魚が沢山写っていました。海の上から見るのとはまた違う様子が見られるので、お子様にも楽しんでもらえるツールだと思っております。

編集時に気づきました

浅瀬後方では古川さんが検証していたのです。写真を見てから気づくのも360度撮影だからこそ

やはり自分で体験して、初めて気づく事があります。それをお客様にお伝えして、皆さんで楽しんでいただければ、と思います。
歳をとってからでも新しい体験は楽しい、と感謝です。
あ、チームがおじさんに気遣いながら、体験させてくれることに感謝ですね(笑)
ライター:石嶺

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リコーSTAYTHEEのニュースリリース

        


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