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リコーおじさん達の挑戦物語

このnoteは、株式会社リコーの社内起業制度(TRIBUS:トライバス)を利用して、新商品の開発に挑戦する おじさん達の挑戦物語(実話)です。

「何歳であっても、新しいことに挑戦できる!」と思いながらも、「頭がついていかない」「体がついていかない」「まだまだ勉強が足りない」など、思い知らされ、悪戦苦闘、試行錯誤する日々。
時には大笑いしたり、時には本気で意見がぶつかったり、時には皆で感動したり、そんな日常を紹介しちゃいます。

今作っているモノ

今作っているモノ、それは、水中で浮力を調整できる機器です。
浮力調整には、電池も要りません。ちょっと、ひねるだけで、浮力が調整できます。以降、これを「浮力調整器」と言うことにしますね。

例えば、この浮力調整器に、360°カメラTHETA水中ハウジングケースTW-1を合体すると、海の中で、ぷかぷか浮かぶカメラとなります。

何がすごいかって?!
ダイビングやシュノーケリングを経験したことがある人は、こんなご経験があると思います。
 ・この海中世界の感動や迫力を伝えたいが、上手く撮影できない
 ・泳ぐのに精一杯で、カメラで撮影している余裕がない
 ・自撮りが出来ない 等々
そんな困りごとを一発で解決してくれます。

青の洞窟(沖縄県真栄田岬)で使うと

先ずは、この浮力調整器の外観とそれで撮影した画像をご覧ください。
映像は、お友達である沖縄の平田潜漁店さんから提供です。

誰でも、簡単に、綺麗な水中写真やビデオが撮れちゃうgood!。
手放しで撮影ができるため、まるで他撮りのような自撮りも可能です。 
感動を分かち合うって、素晴らしいことですよね💛

おじさん達の挑戦とは

モノつくりに携わった人なら、こんな思いをしたことありませんか?
 「こんなのがあったら、良いな・・・」
 「趣味でこんなモノを作ってみた・・・」
 「こういうモノを作ってみたいな・・・」
そうなんですよね、何か新しいモノをつくる時、自分の能力・知識・道具だけでは、足りないけど、会社の仲間と一緒にやったり、会社のCADや工作機械を使ったら、簡単に出来るのに、、、と思いながらも、そう簡単にコトは進まないですよねぇ。

だからと言って、仕事として認めてもらうため、新規事業を上司に提案をした結果、後押しをしてくれるものの・・・、
 「そんな小さい事業やるの?」
 「リコーが何故やるの?」
 「本当にニーズあるの?」
 「何人にヒアリングしたの」
 「勝ち筋は?」
 「差別化戦略は?」等々、なぜ・なぜ・なぜの嵐。

登山に例えると、役職定年を過ぎた権限もないおじさん達が、
 ・係長の山から登り始め
 ・課長連山を越え
 ・部長の岩場を登りつめ
 ・本部長の分水嶺を渡って
頂上の社長にたどり着くまで、この「なぜ・なぜ・なぜ」は続きます。

これがまさに「挑戦:自分の限界に戦いをいどむこと」なんです。
大抵のおじさんは、こんな面倒なら諦めるのですが、ここのおじさん達、そう考えないですよw
ただ、時には道に迷って、頂上を見失ったり、
自分達の想いに不安を感じたり、
自分達の提案レベルの低さを思い知ったり、
そして落ち込んだり、

しかし、挑戦もせずに、終了。
そんなの「リコーのDNAではない」と思ったおじさん達が、チーム一丸となって奮闘する物語です。

このnote、ちょっと気になったなーと思いましたら、フォローしてくれると、うれしいです。
それでは、おじさん達の孤軍奮闘をお楽しみください。

Writer R.F.

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