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影響力とマーケティング。

結局のところ、今の商売は
自発的ではなく、他動的であるということ。

今日は、影響力について考えてみたいと思います。

SNSに代表される、インフルエンサーやyou tuberなど一般の人が影響力を持つ事で、企業のマーケティングがBから Cに切り替わってきました。
これは、マーケティングでいうところの企業が作ったものを消費者が購入する時代でも、企業が作った広告よりも口コミに近い生の情報が好まれましたことによると思います。

ただ、影響力のある人に企業が頼るスタンスだけは変化がないように思います。
未だに他動的です。

ただ、最近は企業側の人が
instagramのストーリーやLive配信で露出する機会や、レコメンドを店舗スタッフの人に頑張ってもらって実施しているところも多いですね。

顔を出しているのは、親近感が湧く場合もあり、積極的になっています。
人は、人の顔を見て購入するかなどの意思決定にがかかわるのでしょう。
間接的なコミュニケーションではありますが、徐々にデジタルに人間が露出し始めたと思います。

eコマースで、影響力を出すのは
容易ではありません。
ユーザーに自ら
ネット上の店に来てもらい、
会員登録をしてもらい、
商品を選んでもらい、
決済をしてもらいます。
ユーザーが自発的に動いてくれないと、売れません。
よく自動販売機だと言われますが、
ネットにはさまざまななゴミが落ちていきます。
誤字脱字、販売終了、リンク切れ、古い画像、
毎日店舗で掃除するかのように、
サイト内のソースを綺麗にして、お客様を迎えているんですね。
なかなか、手間がかかる自販機です。

集客するにも、
メルマガ、ポイント施策、広告、掲載、
いろんなことをしていきます。

そして、購入されたものを配送する準備。
サイトに掲載するためのマスタ作成。
倉庫での入荷作業。

販売側は、販売する為に自発的に準備していきますが、ユーザーが何をしているか
知る手段がないので、
ヒートマップやアナリティクス、そしてBIツールを使うんですが。
分析して、ユーザーが使用しやすいよに自発的に変更作業をします。

裏側は、地道そのもの。影響力なんてあるのだろうかと思うようなことばかりです。
改善策があっているかの裏付けテストも多いですが、時間と労力はなかなかなものです。

影響力がある人の効果で、瞬間的に売上が上がっても、あがらなくても
裏方はやることはかわらないものです。
売れたら、忙しくはなりますが。

ただ、集客で悩んでいる場合には
影響力があることを企画すると効果があるかもしれませんね。

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