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言葉の力

歌を曲を作りたかった。
子供の頃から、歌うのが好きだった。

好きな事に理由なんかあるんだろうか?
もしあるとしたら、それは取って付けた理由なんじゃないだろうか?

残念ながら、才能はなかった。
誰かが感動する何かを作り上げていくセンスは授からなかったようだ。

好きな事は、向いている事ではない。

あまりにも向いてないものを人に聴いてもらうのはなんだか申し訳ない。
だから、ストリートミュージシャンが流行った時も、街頭に立つ事もなかった。

羞恥心だろう。

行動を起こす前に、羞恥心が先導してしまう。

なんだか、情けないなぁ。
自宅にこもって、機材を揃えて録音したこともあった。
勇気を振り絞り、友人に聴いてもらった。
デモだ。
自分が思ったより反応はあった。
友人に聴いてもらうだけでも、心臓は飛び出しそうだし、恥ずかしいしやらで。

行動してみたが、やはりそこでも羞恥心は蔓延していた。
この歳になって、若干だがそんな気持ちも麻痺してはきた。
考え過ぎている事は、なんだかバカバカしい。
自分が思ってるより、人からなんだかんだ言われる事は実際ない。

歌の歌詞は短い。
そこに伝えたいメッセージを込める。
だから、伝えたい事は一つだ。

昔の曲、昭和の時代は、
なかなかに歌詞は深い。
カッコ良さも求めているものはあるが、
自分的には、言葉が刺さる歌詞が好きだ。

だから、未だにそういった曲を
懲りずに何度もリピートしてしまう。

言葉の魔力か、曲の魔力かはわからない。

気持ちに刺さる何かを創作すること。

何か、形に残せると
自己満足にしかならないが、嬉しい。

さて、何にチャレンジするか?
文章を書くのをしばらく辞めていたが、
ぼちぼち再開してみようかと思う。

辞めていた間も、沢山の曲を聴き
沢山の本を読んだ。

たぶん、過去の自分より
何をするか明確になってきたように思う。

言霊というように言葉には力が、
魔力があるのかもしれない。

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