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Final Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作〜JoyKeyMapper〜


Final Cut Pro X を任天堂スイッチコントローラーで遠隔操作すると、ゲームを操作の感覚で直感的に動画編集できるのでとても便利です。

動画編集は

・動画撮影
・動画取り込み(カメラ→PC)
・素材選定
・必要コマ抽出←★今回はココの効率化ができる
・動画編集・加工
・動画書き出し

と、プロセスが長く、時間短縮につ貢献可能です。

前回は任天堂スイッチのコントローラーをMacbookに繋げるJoyKeyMapperの使い方や設定の方法をこちらの記事でまとめました。インストールなどの手順は参照ください。

Final Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作:JoyKeyMapperの設定

▼このようにJoyKeyMapperでFinal Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作するように設定しました。

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Final Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作:JoyKeyMapperの操作感

上記設定すると、ゲーム感覚で直感的に素材抽出できるようになりました。

Final Cut Pro Xのショートカットを任天堂スイッチのコントローラーにJoyKeyMapperで、上記の様なキー割当てした理由は、

・コントローラーのスティック左右で前後に進む
・LRで左右にコマを進め、連打で加速
・Aボタンをスペースキー割当し、再生・停止
・Bボタンでキャンセル(Command+Z=Ctrl+Z的な感覚)
・Xボタンで、ブレードで動画コマをカット
・Yボタンで、マーキング
・ーで左端をカット、+で右端をカット

このボタン操作感は、一般的なゲーム操作と似た割当てです。動画編集はゲームみたいな錯覚に陥れ

・Aで決定
・Bで戻る
・スタートで進む

的な、ゲームコントローラーのてにをはを Final Cut Pro X にも当てはめました。うーむこれは便利だ。。

Final Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作:JoyKeyMapperの使い所

Final Cut Pro X で動画編集をする前処理、例えば、

・動画のコマを選定
・動画のコマを抽出するための、左右端の切り落とし
・音楽挿入時に、動画のテンポ(バスドラ4つ打ちなど)のマーキング

など、大雑把なことの前処理ができます。

細かい動画編集や、モーションでの設定、テロップ配置は、マウスやトラックパッドで操作が必要なので任天堂スイッチコントローラーのみでは厳しそうです。

しかし、その前処理を遠隔操作でコントローラーでできるのはとても便利です。

まとめ

Final Cut Pro Xを任天堂スイッチのコントローラーで操作するために、JoyKeyMapperの設定で、遠隔操作が可能になりました。

動画編集は、動画データをSDカードから取込み、不要な動画と必要な動画を選定するプロセスに時間がかかるため、時間短縮の意味合いで効率化できそうです。

ゲームにだけ使うのは勿体ないので、Nintendo SWITCH のコントローラーで Final Cut Pro X の動画編集ができると便利です。

デスクトップではこれも便利なので並列利用します。


2020/9/16 Update 最強のソニーフルサイズ一眼カメラ、α7Cが発表されましたので参照ください。


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