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【感想】不格好経営~チームDeNAの挑戦~

プロ野球が開幕し1か月が経過した。
私が応援している阪神タイガースは5/6現在で2位、貯金5と順調な滑り出しである。
そんな阪神を上回る成績で飛ばしている球団が「横浜DeNAベイスターズ」だ。宮崎選手、関根選手など打撃陣が絶好調なうえ課題といわれていた投手も整備され手が付けられない・・・。

そんなベイスターズのオーナーとして支えているのが女性初オーナー南場智子氏である。
南場氏は親会社である株式会社ディー・エヌ・エーの創業者として紆余曲折のうえ会社を成長させた。
「不格好経営チーム DeNAの挑戦」は成長過程を自分の言葉で綴った著書である。

南場氏はコンサルティング業務を行うマッキンゼーに就職した。順風満帆かと思いきや上手くいかず転職先が決まった時、上司からプロジェクトの誘われ最後の仕事だと自分をさらけ出したところ大成功を収めたという。

自分の殻を破り開き直ると道が開ける。

できそうで一歩入れない。恐怖心からどうしても守りに入ってしまう。
これは未だ殻を破れていない私にずどーんとくるものがあった。

南場氏はネットオークションのコンサルを提案していたところ
「自分でやってみれば」
とクライアントに何気なく言われた事に火がつきノウハウもないままドタバタで起業した。

当初立ちはだかるライバル会社と競争したり業務提携したり、大手株主が撤退したりと予想不可能な展開のなか、南場氏の会社に対する「熱病」は治ることはない。

何点取られようが逆転を信じてゲームを諦めないのだ。

また南場氏は女性でありながら、女性に特化した人事はしないという。
性別関係なく能力重視なのである。
確かに「女性」重視にすると逆に差別になるからだ。

そんな情熱的でフラットな南場社長率いるDeNAに注目していきたい。

そして野球だけはお手柔らかに…。
ハマスタで10連敗中なもので泣


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