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海外のインターンシップ事例から学ぶ。オンラインインターンの活用法とは。

 昨今の社会情勢があり、新卒採用の在り方は大きな転換期を迎えました。21卒採用以降、会社説明会・インターンシップ・面接のオンライン化。

エン・ジャパン社が運営する新卒スカウトサービス「iroots」上での22卒向けインタビューでは、22卒学生の88%が全日程オンラインのインターンシップに参加経験があるとの調査結果が報告されています。

また、この状況は日本に限った話ではありません。

NACE(全米大学就職協議会)が2020年4月30日に行った「新型コロナウイルスクイックアンケート調査」によると、企業の83%が夏季インターンシッププログラムに何らかの変更を行うと答えた(同月10日の調査では65%)。変更内容について最も多かった回答は「インターンシップのオンライン化」(46.2%)で、次いで「開始時期の後ろ倒しによる期間短縮」(41.1%)、「プロジェクト発表会といったイベントのオンライン化」(25.1%)

アメリカでも採用におけるオンライン化が進んでいることがわかります。

世界的な「採用選考のオンライン化」が進む今、オンラインインターンシップに絞って、海外の事例をもとに成功の秘訣について解説します!

今後オンラインで短期・長期インターンを実施しようと検討している企業様の参考になれば幸いです!🙌

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海外におけるオンラインインターンの内容

医療機器メーカーのアボット・ラボラトリーズ社
毎年約200人規模の高校生と大学生のインターン生を受け入れている。毎年大学生インターンの約6割が同社に入社している。インターン生からスタートした経営幹部も数人いる。インターンシップを人材獲得戦略としているため、2020年の夏季インターンシップを中止するという選択肢はなかった。全面的にオンラインに切り替え、エンジニアリング、財務・経理、IT、製造、品質保証、営業部門で約230人の学生を受け入れた。実施期間は12週間から9週間に短縮したが、インターン生への報酬は12週間分を支払った。

 アボット・ラボラトリー社の事例では、「データ分析やカスタマーのニーズ把握、サイバーセキュリティ対策」など、実務に即した内容となっており、業務体験型のインターンシップが有力な人材獲得戦略となっています。

プロジェクトワーク
従業員のシャドウイング
メンターやコーチによるインターン生のサポート
他部署の従業員と交流するコーヒーチャット
チームビルディング活動
オフィスアワー
ビジネスリーダーによる講演
創設者やCEO、CTOなど経営幹部との直接交流
プロジェクト発表会
ビジネスコンテスト
インターン生同士の一体感や仲間意識を育む交流イベント(オンラインでの歓迎朝食会、ヨガや料理教室、クイズ大会など)

アメリカの事例では実施期間が長いため、学生の成長・能力開発にとことん向き合うことが可能です。その中で、インターン生同士や従業員とインターン生のコミュニケーションを促進する仕掛けを作っていることが特徴的です!

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オンラインインターン成功の鍵は「コミュニケーションの数」

オンラインインターンシップを成功させるコツとして、

「助けや助言は誰に求めればよいか、上司にはどの程度頻繁に進捗を報告する必要があるか、フィードバックをもらうにはどうすればいいかなど、インターン生に期待することや求める役割などを、早めに、かつ明確に伝えること」

という意見もあります。
オンライン化によってコミュニケーションが取りづらい中、自社でツールを開発する企業や、Microsoft teams、slackといった無料で使えるコミュニケーションツールを用いてコミュニケーションの機会の創出と促進を行う企業が多いです。インターン学生と積極的にコミュニケーションを取ることが重要だと考えられます。

 しかしながら、日本におけるインターンシップ実施期間の多くが1日〜5日です。しかし、アメリカのオンラインインターンシップの多くが4〜12週間の期間で実施されます。

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これまでは、対面で講義形式のインターンシップを実施することで会社・人の魅力を伝えられていたものが、オンライン化に伴い難化したというお声はよく頂きます。

弊社スタートゲートは、これまで長期インターン生を150名以上採用しているため、長期インターン採用の設計・導入に関わるお役立ち情報をnoteにて公開しています!🙌

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参考文献


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