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日本とフランスの働き方の違いについて思う事

皆様、お疲れ様でございます

起業支援・助成金専門社労士のヒロです!

本日は

日本とフランスの働き方の違いについて書いていきたいと思います。

先日、社労士会の研修(動画)の方を受けまして

その中で【日本とフランスの雇用形態の違いと変動】が特に印象的でした

まず、日本ですが

現在はまだ【メンバーシップ型】といわれる雇用形態です

メンバーシップ型はつまるところ、終身雇用を前提としたものですので

一つの仕事をずっとではなく、配置転換を行い、企業内でいろいろな業務を担当することになる雇用形態ですね

【一つではなく色々な業務を行う方式】

ということは

【スペシャリストではなくゼネラリスト】を育成しやすい

という雇用方式なわけです

それを

現代化において、欧米のように仕事に対してお金を払う

【ジョブ型雇用】

に切り替えていきたい、と言っているわけですね

メンバーシップ型は【人】に対してお金を払うのに対し
ジョブ型は【仕事】にお金を払います

別にどちらがいいかはここで論じませんが

個人的には良い・悪いというより、日本にジョブ型は根付かないだろうとは
感じています


一方フランスではどうかといいますと

現在はガチガチの【ジョブ型雇用】です

が、研修講師の先生の話では

少しづつ【メンバーシップ型】に変動してきている

という事でした

スペシャリストよりゼネラリスト思考が増えてきているようです


これは面白い話ですね

ガチガチのスペシャリスト思考だったフランスがメンバーシップ型

ガチガチのゼネラリスト思考だった日本がジョブ型

別にどちらがいいとかそういう話ではなく

【何かかえなきゃ・・・!】

という強迫観念に近いもの、現雇用制度に関する不満・手詰まり感が両国にはあるのであろうと感じました

(もしくは単に、隣の芝生は青く見える現象か)


私は日本の事しかわかりませんが、確かに現在の雇用制度には手詰まり感はあると思います

終身雇用も崩壊しかかっておりますし・・・

ジョブ型にはジョブ型の

メンバーシップ型にはメンバーシップ型のいいところがあります

どちらの雇用形態でも一長一短ありますが

新しいことに挑戦することは悪くないのではないでしょうか

ただし

その挑戦に巻き込まれる人は結構大変です

もしかすれば、今の会社が急にジョブ型に移行する可能性もあります

日本人は今まで長年メンバーシップ型で来ているので、労働に関し非常に
保守的な人が多く、新しい変化・ジョブ型雇用を嫌がるでしょう

そして

国は多様な働き方を推奨しています

そうなってくると将来的には

【副業】や【フリーランス】や【独立】

といったものが今よりもっともっと増えてくるのではないでしょうか

もしかしたら昔の日本のように、肉屋・魚屋・総菜屋等の個人専門店がたくさん立ち並ぶような社会に戻る日が来るのかもしれませんね


本日はこれにて終わりとなります

また見ていただけるとうれしいです!

それでは失礼します

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