お盆明け初日

今日という日が来ないことをたくさん願っていても、
休み最終日に「どうか明日が来ませんように」と何度も神様や仏様にお願いしても、
お金持ち、社長、平社員、学生、子供、赤ちゃんなど、誰にも平等に生きている限りは今日や明日はやってくる。

休み明けに会社に行きたくないとどんなに心の中で憂鬱になって口に出して文句を言っても、休みというのは「エンドレスバーケション」というわけにもいかず、休みはどこかで必ず終わってしまうもの。

そして、休みの日に限って時間が過ぎるのが早く感じる。
仕事のある日に比べて、体感として2倍以上の速さで時間が過ぎていく気がする。

切ないけれど、そんなものだ。

電車の中でもいいから、とにかく今日は仕事に行かずこのまま眠り続けたい日だってある。

こういう日は仕事のことばかり考えていたらますます心が憂鬱になるし、
仕事に対して義務や責任を感じすぎて、自分の首を絞めてしまってはますます気分が沈んでいくだけだ。

こんな暑くて怠い日に休まずに電車に乗って出勤した自分、社内で１つ仕事をこなした自分、社内の人々のためにお土産を買ってきた自分を褒めるなど、
小さなことでも自分を心の中で褒めてあげるようにしている。