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日々の幸せに感謝して

ずっとコスモスの花をアイコンに使ってたけど、少し前にねこに変えてみた。
アイコンをねこにして思いだしたのは、司書ねこのこと。

中世のヨーロッパでは図書館に(正規に採用された!) ねこがいた、という話。


英国の図書館は十九世紀にもねこを正規職員にしていて、政府のほうもねこを採用する図書館を支援したらしい。

『図書館は生きている』より


ねこが職員として図書館にいるなんて、それだけで行きたくなる人もいるだろうな。
以前、駅長を勤めるねこが話題になったけど、そんな感じかも…
(ねこの世話まで仕事に加わったら大変だな、とは思うけど)
勤務先以外の図書館にねこがいたら、ちょっと見てみたくなる。しかもそれが司書ねことして採用されていたら尚さら。



白猫のマグカップ



最近思うのは、自分が何をしているときに幸せか知っているのは、けっこう重要だなということ。
何を今さら、みたいな話だけれど、普段は何かと自分のことは後回しになりがちだ。
それよりも〇〇をしなきゃ、で日々の生活はあふれてる。そんななか自分の時間がとれたら何をしていたいか、日常的に考える。それは思っていたより大切なことだな、ということ。

しかもそれは日々更新されていて、季節や状況によってどんどん変わっていく。
前は〇〇が好きだったけど、そうじゃなくなっていたりとか。だから、1ヶ月に一度くらいは内省の時間をもてたらいい。

今のわたしだったら…
休みの日にヨガをすること、1時間でも書き物をすること、カーテンを開けてうたた寝すること、手帳や日記の時間をとること…

もっとすごく小さなことでもいい。お気に入りの香水やアクセサリーをつけるとか。
見ているだけで嬉しくなるものが、視界に入ってきたら素敵。

最近だと、稲を植える前の水田が綺麗だと思う。
きっと今しか見られない風景で、瞬間的に思って忘れてしまう。
いつかすべて忘れてしまうから、書きとめておきたいのかもしれない。
それは日記でも、小説でも。
忘れたくない瞬間をこうやって書いていくのかも。

少し前に読み終えた『ストレス脳』に幸せに関する言葉が載っていた。

多くの人が「なるほどこれが幸せか」と感じるのは、ゴールに到達した時ではなく、自分の外側に広がっている何かに一歩一歩近づいている時だ。そこに--他に適当な言葉が見つからないので使うが--「幸せ」を見つけるのだ。
つまり幸せとは独立したゴールではなく、あくまで状況の一部なのだ。幸せが生まれるのは人生で何が重要なのかを理解し、それに沿って行動した時だ。

『ストレス脳』より


人生で何が重要かはひとりひとり違うから、自覚的でいたいと思う。
本を読む幸せもずっと続くだろうな。


日々の幸せに感謝して。
本格的に暑くなる前のこの時季を楽しめたらと思う。



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