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雨の日に

朝から雨。
絵描き歌に
6月6日に雨ざーざー降ってきて、というのがあるけれど、その言葉通りの天気。


そういえばもう少ししたら、梅雨に入るのかもしれない。最近の暑さで忘れてたけど、夏が来る前には1ヶ月くらい雨の期間があるんだった。


雨の日に読みたい本は色々あるけれど、
いちばん先に思い浮かぶのは、
『言の葉の庭』かなぁと思う。



映画も見たけど、小説の方が好き。
(でも映像も美しいので、両方見るのがおすすめ)

冒頭、正体が分かる前の先生と生徒が出会う場面がとくに好き。


あと、
前に『雨、あめ』というタイトルの絵本を見たことがあって、あれもとても好きだった。



そう、この絵本!
(とっても素敵だったから、手元に置きたくなってくる……)


どんどん空が暗くなって、
表は土砂降りの雨なのに、
家の中では楽しそうに子供たちが遊んでいて、
ご飯の準備をしてたりして。

ああいうのって、
すごく可視化された幸福だなぁと思ってしまう。
外がどれだけ嵐でも、
家で楽しく過ごせる幸福。


数日前に、
ばななさんのエッセイを読み終わって、
日々を過ごせることの幸福について書かれてた。


平和であることのものすごい幸せを、食べたいものを食べられて、屋根の下で眠れる喜びを、母国に暮らせることがとても稀有なことであることを、どこかで忘れたくないなと思います。朝別れた家族に夜また会える、そのことがいちばん得難い幸せであることを。


こういう気持ちを、いつも忘れないでいたいと思う。


違う本のだけど、こちらも。



自分にフィットした形に置き換えれば、実はいろいろな望みが大なり小なりそうとうなところまで叶っていることがわかるはず。それを叶えてきたのはほとんど自分だということをほんとうに理解したら、自分の底知れない力に驚異を感じるだろう。
そしてこれからどんどん変わっていける自分の力を確信できるだろう。


今目の前にあること、
いてくれる人たち、仕事のこと……

それはぜんぶ自分で叶えてきたことなんだって、
思うと確かにすごいことかも。

どんな経験も無駄ではないし、
今嵐のなかにいても、
それは大切な糧にやがてなっていくんだろう。



雨の日って涼しくて、省察的になれるから好き。
(これ何回も書いた気がする。何回でも言いたくなる)



雨の日に読みたい本をまた、
本屋さんで選びたい。




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