見出し画像

雨の日に/短歌note

今すぐに君に触れたい
傷あとを残すみたいに愛しあえたら

エアコンをつけない君はゆっくりと均されていく僕の温度に

青空へ夏を切り拓くような飛行機雲の遠い白線

「夕暮れが綺麗だ」なんて笑うから
各駅停車の時間よとまれ



今日は雨降り。
予想以上に早く梅雨明けしたから、
雨が降ること自体は良いと思うのだけど、
局地的な大雨が多くなった気がする。

本当に梅雨が戻ってきたみたい。
晴れるととても暑いから、雨が降ると少しだけ息がしやすいような気がする。
蒸し暑さもあるけれど。

低気圧で疲れやすいから、
家に帰ってからはゆっくり過ごしたいな、とも。


仕事の休憩中に読んでる本が佳境で、
次に読む本を見繕わなければいけないな、と思ってるところ。
(食事中は、なんとなく借りてる本は読めない。
万が一汚すといけないから)

明日、予約した本も取りにいけたらいいな。


最近それとは別に、
ソン・ウォンピョンさんの『三十の反撃』を少しずつ読んでる。
(表紙の絵が印象的)


巻末の「作者の言葉」に、

何度も心に誓った。人の心に広がっていくような、どんな形であれ人の心に届くような作品を作り、書いていくと。守れるかどうか、不安がまず先に立つような誓いだ。その不安のために、その不安を人質として、心に誓う。

とあって、とても良いなと思った。

2020年に本屋大賞翻訳小説部門を受賞した、
『アーモンド』も読んでみたい。

この記事が参加している募集

#今日の短歌

39,516件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?