マガジンのカバー画像

西洋占星術で「学び方」を学ぶ

13
「占い」「性格診断」で終わらせない!「世界(宇宙)と私の関係性」を、西洋占星術を通して学ぶマガジン。
運営しているクリエイター

記事一覧

【取り扱い注意】占星術で見る学びの「型」水エレメント【人知の最高段階?!】

語学、料理、資格、アート・・・何かを勉強してる人、学びビトたちと共有したい!人類文明のZIPファイル「占星術」に込められた、学びの「型」を・・・!! この記事は、占星術を勉強したい(している)人に向けて、占星術の基本的な考え方を多く盛り込んで書いてます。でもメインとなるテーマは学びの「型」なので、占星術以外にも何か学んでいる人、これから何かを始めようという人にも読んでもらえると嬉しいです。 私の言う「占星術で見る学び」っていうのは「〇〇座の人はXXな学習方法がオススメだよ

占星術的まなざしで「月」から学べること

西洋占星術に興味がある方、これから学ぼうかなと思っている方、絶賛ハマり中スタートダッシュの方、基本的なことは学んだけどマンネリ~って方・・・「こんな楽しみ方も、ありかも?」と思えるネタを集めた人気講座【星に学ぶワークショップ~月編~】をnoteに書き下ろしました! ・・・人気講座は言いすぎでした、すみません。私が「占星術オモシロいよ!!」と鼻息荒くプレゼンした内容がウケてシリーズ講座化したってだけです。 この講座はもともと「せんせーじゅつ?聞いたことあるけど・・・」という

¥1,000

占星術の「火星」ほんとうの役割

火星を発揮する。 押しつけや暴力ではなく、「自分自身の正義を貫くチカラ」として。 火星に突き動かされる方向に注目したら、それが「自分自身の正義を貫くチカラ」かどうか見分けられる。その行動の先に、もしくは行動の根元に、何があるのか?? 火星は個人天体(月~太陽)と社会天体(木星~土星)の間にある。その境界線上からどっちを見ているのか?そこに注目する。 不安にかられて、自尊心を守るため、美意識を満足させたりや理性を納得させるため・・・ではなく、自己表現のためでもなく、木星や

【結果を出す!!】占星術で見る学びの「型」地エレメント【効率化と習慣化をマスターせよ】

語学、料理、資格、アート・・・何かを勉強してる人、学びビトたちと共有したい!人類文明のZIPファイル「占星術」に込められた、学びの「型」を・・・!! 火の型を書き終えてからすっかり忘れ去られていた、学びの型シリーズ!!(笑)占星術をたしなんでいる人も、そうでない人も、学びビトである皆さまに有用な「型」をご紹介、って趣旨なのです。 さて火のエレメントで「心に火を燈した」ら、行動に移さねば何も手に入らないのです。現実を変化させるチカラ、結果や成果を求めるチカラこそが、今回紹介

占星術と言う人工言語

「コトバ」は世界との接点ある「言語」を学ぶってことは、その言語でしか表現できない“世界との接点”に触れるチャンスを手に入れるってこと。 コトバは世界の切り分け方で、言語(〇〇語)はそのデータベース、ってのがソシュール先生が教えてくれた「コトバとは何か」ってハナシだったよね。 〇〇語を学ぶことで、「〇〇語でしか共有できない世界」の参加権を得るってこと。 チャンスを手に入れる、とか参加権を得る、ってところまで。その先は自分で見に行かないと見えないんだけどね。そりゃそうだ。中

【オレ、すごい】占星術で見る学びの「型」火エレメント【後編】

語学、料理、資格、アート・・・何かを勉強してる人、学びビトたちと共有したい!人類文明のZIPファイル「占星術」に込められた、学びの「型」を・・・!! 前回の続きでござーいやす! 一生懸命ふぁいやー!って書いたら、燃え尽きて「続きはもう、いいや…」って気分になってたんだけどね。実は。 そんな自分に伝えたい、モチベーションに「頼らず」「振り回されず」付き合うための学びの「型」を、占星術のエレメントという考え方に絡めてお届けします! この記事は占星術の知識がなくても、学びネ

【心に火を燈せ!!】占星術で見る学びの「型」火エレメント【前編】

語学、料理、資格、アート・・・何かを勉強してる人、学びビトたちと共有したい!人類文明のZIPファイル「占星術」に込められた、学びの「型」を・・・!! この記事は、占星術を勉強したい(している)人に向けて、占星術の基本的な考え方を多く盛り込んで書いてます。でもメインとなるテーマは学びの「型」なので、占星術以外にも何か学んでいる人、これから何かを始めようという人にも読んでもらえると嬉しいです。 これからいくつかの記事に分けて学びの「型」を書いていこうと思うのですが、今回のテー

星座的な「学び」を楽しもう

「学び」は中間地点 「学び」ってのは、知識や情報を蓄えることじゃなくて、変化し続けること。ビフォア・アフターの中間地点、自分が変わることで見えているものが別世界に変わっていくプロセスのこと。 プロセスが学びなんだから、「わかる」「わからない」はハッキリわかれていないはず。できた、できない、正解、不正解・・・評価するためにはその基準が便利だから採用していただけで、「わかる」「わからない」を分けることそのものは「学び」じゃない。 なにかを学ぶってのは、点描みたいなもんなのかも

#5 「接点」を通して交わし合うもの

これまで『新しい窓を発見する挑戦』として、自分と自分以外(世界、宇宙)の「接点」にどんなものがあるか、に注目してきた。占星術で使うホロスコープ(星図)を曼荼羅(自分を含む世界の全体像を記した図)に見立てて。 「言葉」は、世界と自分を繋ぐ接点のひとつで、「過去」もまた接点だった。「言葉」も「過去」も、全く違うアプローチで世界とつながる方法だった。 世界につながるとき、自分と世界はその「接点」を通して何かをやりとりしている。自分の側にあるものを向こう側に運んだり、逆に向こう側

#4 「過去」という接点

西洋占星術を「ニンゲンと世界の接点を記したデータベース」に見立てて、自分と世界の接点を確認してみようってココロミ。 前回は「水星」をもとに、言葉という接点を覗いてみた。 お次は「月」という接点に触れてみようと思う。 自分らしさの裏側占星術で「月」の存在感は大きい。表の主役が太陽であるなら、月は裏の主役。性格占いの視点で言うなら、自分らしさの裏と表を象徴しているのが月と太陽に当たる。 さて「自分らしさ」と聞いて、私ならどんな「自分らしさ」を思い浮かべるだろう。外見的特徴

#3 「コトバ」という接点

最初の記事で、言葉は、「世界」と「私」を繋ぐひとつの接点だと書いた。 私たちは言葉で世界を理解して、言葉で世界に自分を表現しようとする。 言葉にならないもの(理解できないこと)はこの世界に存在しないのか、というと、そんなことはない。世界に触れることができる接点は、言葉だけじゃないから。 とはいえ、私たちは言葉に依存しすぎているようで。 どうも、言葉になっていないものを軽視する(無いものとして扱う)傾向にある気がする。世界との接点を限定するってことは、触れられる世界の総

#2 大人の遠足、持ち物は丸い地図

西洋占星術で使う星図(ホロスコープ)を曼荼羅に見立てて、世界の全体像を紐解いていこうっていうプロジェクト。「世界」ってのは、「全部」って意味の世界。宇宙って言ってもいい。存在するもの、しないものを含めた、過去も未来も含めた、ぜーんぶ。 そういう世界の全体像、宇宙の仕組みだとか構造、宇宙規模のルールのことを宗教家は「真理」という。真理はコレだ!と考え抜いて、それに沿った解釈を伝えるのが宗教ね。 西洋占星術は宗教ではないから、これだ!という真理を提示するものじゃないんだけど、

#1 新しい窓を発見する挑戦

言語は、「世界を見る窓」だって誰かが言ってた。 日本語で会話をして、日本語の情報を見聞きして、日本語で考える私は、「日本語の窓」で世界を切り取っている。英語圏の人は英語で、中国語圏の人は中国語で、目の前にあるものを理解したり、目の前に無いものを表現したり、誰かに伝えたり、伝えられたり、そのやりとりの中で生きている。 言葉は、「世界」と「私」を繋ぐひとつの接点。 「たったひとつ」の接点、ではなくて、いくつかあるだろう中の「ひとつ」の接点なんだけど、この言葉という接点の存在