退廃的なものに惹かれる。
元病院だとか、元遊園地だとか、アパートを解体している最中の現場とか、そういう朽ちていく瞬間に惹かれる。
栄えていた昔があったからこその寂しさ…というのだろうか。
反対に、工事現場も好きなんだけど。
重機が好きなのだろうか。クレーン車とか。
最近、スベースワールドのスペースシャトルが解体されていく様子を動画で見た。
その崩れる瞬間が、とても魅力に感じた。
ああ、こんなに一瞬で壊れてしまうんだという悲しさと、思い出を奪ってしまう残酷さ、今までみんなに幸せな思い出を与えてくれたという美しさが、そう見せるのだろう。
だからこそ、終わる瞬間まで何か光るものを持っておきたくて、それこそクリエイターとして何か残したいという野望があるのかもしれない。
ライターという道を選んだのだから、「これ私が作ったんだ」と胸を張って言えるものを作りたいなぁと思ったのだった。
お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。