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欲しいと思ったものが、手に入らない悲しさを紛らわす。

先月の誕生日が終わった頃、ずっと欲しかったiPad proを契約するために、最寄りモバイルショップへ行った。

在庫がなかったので、お取り寄せすることになった。店員さんが言うには、2週間ほどでくるということだったので、「まぁ、それくらいなら」という気持ちで待つことに決めた。

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しかし1ヶ月以上経った今も、私の手元にiPad proは届いていない。

なんの連絡もないまま過ぎた。

少し疑問に思って調べてみると、やはり2ヶ月以上待たされている人も多かった。ずっとずっと欲しくて、いつ届くのかとワクワクしていた気持ちが一気に沈んだ。お取り寄せをお願いしたショップへ連絡を入れるも、「すみません。」のテンプレート。仕方ないよね。でも2週間ほどで届くと言われたせいで、こっちも期待してたんだよ。という気持ちを抑えて、「大丈夫です。待ってますね」と電話を切った。

気持ちを切り替えたかったけれど、そうはいかない。最寄りの家電量販店へ在庫はあるかどうかという電話をかけた。

取り扱っていないところもあったけれど、全滅だった。

ひどく沈んでしまった。

後から予約した人が次々と手に入れている様子を見て、また悔しくなる。

本当に届くのかなぁ。

そんな心配と不安が広がっていった。

やりたいことのために購入を決めたのに、こんなことで一喜一憂するなんて、買わなければ良かったのかな。ネガティブな時期というのは、とことんネガティブになるものである。

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これは自分の感覚なのだけれど、本当に必要なものは、特に何の苦労もなく手に入ってきた。

特に何の苦労もなくといえば、少し語弊がある。

例えば、買いたい本があるけれど、古本屋さんにないかな…と思い探しに行けばあるし、一度見逃した欲しい洋服もフリマショップで定価より安く手に入ったり。ラスイチで手に入ったこともあった。

そんな運の良さが、ここに来て途切れてしまったのかと疑ってしまうほど。

必要なものは手に入るけれど、欲しいものは簡単に手に入らないらしい。

何だか恋愛みたいだ。

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結局、iPad proは、いつ届くのかわからないし、心は折れそうだけれど、ついでにと契約したWi-Fiは、今週繋がるそう。

Wi-Fiがきたからには、少しはネットの制限から解放される。ゲームのオンライン対戦だってできる。

ちょっとだけ怒りの心を鎮めて、iPad proが届くのを待とうと思う。

待ちに待った分、大切にできそうな気がする。

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そんなに品薄だとは思わなかったし、Appleの公式サイトから購入したらすぐ届くらしいということもわかるけど、セルラーモデルが欲しくて、かつ格安SIMなどは検討していないから、今のままできっと良いのだ。

Apple製品の人気、舐めてました。

お仕事中のドリンク代にさせていただきます。ちょっといい紅茶を買いたいです。