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「花丸刀剣乱舞・雪」観て来ました!

こんにちは、雲州はとむです。5月25日の水曜日に「花丸刀剣乱舞・雪」を観て来ました! 昨日6月2日は語呂合わせから「陸奥守吉行の日」だったそうな。



「刀剣乱舞」との私の始まり。


「刀剣乱舞」は七年前に開始された『刀剣育成シミュレーションゲーム』で、私が2020年に始めてから8月で2年になります。
ちょうど自宅待機真っ只中で無職だったし、自宅の騒動にて鬱状態が重くほとんど外出出来なかった頃。配給先のDMM.comが「62振り無料配布」を企画して、そのイベントからスタートしました。



あの無料配布も、きっと私のような家に篭っていた層を狙っての事だったんでしょうね。元々凝り症なので、今でも毎日ログインしてデイリー任務をこなし続け、レベルもそろそろ「ゴリラ審神者」レベルに到達する186に届こうとしています。


伊達家に伝わる「大倶利伽羅」と、細川家の「歌仙兼定」


難航した「初期刀選び」……


私の本丸にて「審神者が唯一、自分で選び出せる刀→初期刀」を務めてくれているのが、足利美術館にて本物を拝んできた「山姥切国広」です。声が大好きな前野智昭さんなので選んだ打刀ですが、正直なところ「初期刀選び」は本当に迷い悩みました〜! 

「始まりの五振り」は全て刀種が打刀ですが、沖田総司の愛刀だった「加州清光(cv増田俊樹)」、虎徹の最高傑作とも呼ばれる「蜂須賀虎徹(cv興津和幸)、細川家の宝刀にてガラシャとも縁深い「歌仙兼定(cv石川界人)」、そして坂本龍馬の愛刀だった「陸奥守吉行(cv濱健人)」なのです。

初のイベント「花火集め」にて、景装をゲット。動くCGです。


性格的に絶対似合うのは、明るくて朗らかだけど根底には策士としての鋭角さを持つ陸奥ちゃんだろうし、ビジュアル的に惹かれたのは「兼定の乃定」と呼ばれる歌仙。ちなみに歌仙は土方歳三の愛刀である「和泉守兼定」の兄気分にあたる刀です。

でも、これから長年密接に付き合う初期刀なんだから、やはり第一印象深い山姥切で行くか!と。今回の映画を観て「そうか、うちの初期刀に彼を選んだのは間違いなかったな〜」と痛感することになります。


舞台版のポスター!


「刀剣乱舞」の多面的なメディア展開!


「刀剣乱舞」のストーリーを沿って製作されているアニメは二種類。シリアスな任務遂行で部隊が過去の日本に飛び、悲しい元の主人との邂逅や自己アイデンティティに悩み戦いの中で成長していく「活劇」と、刀剣男子達が日常を暮らす本丸にて、明るく優しく賑やかに展開される「花丸」。

ゲームを始める前、ちょうど自粛期間を狙って同時再放送されたそれらを観ていたので、作戦を進めるのもとても分かりやすかった!


松任谷由実が、テーマソングを作曲!


四年前の紅白歌合戦にて出演した、ミュージカル版のメンバーの存在感に影響を受けたユーミンこと松任谷由実が自ら楽曲を提供。声優五人が見事に歌い上げています。


「花丸雪」のストーリーについて。


2020年1月に、ゲーム開始前にファミマで集めたカラーシート。


今回の映画館での公開は、「花丸」版にて冬の季節を迎える刀剣男子達が描かれており、「打刀・山姥切長義(cv高梨健吾)」「静型薙刀」「剣・白山吉光(cv下野紘)」「太刀・大般若長光(cv三木眞一郎)」「脇差・肥前忠弘(cv小松昌弘)」「打刀・南海太郎長尊(cv野島健児)」が、初めてアニメにて大活躍してくれます!


特に今回は、坂本龍馬の愛刀「打刀・陸奥守吉行(cv濱健人)」と、岡田以蔵の愛刀肥前忠弘、そして南海先生の「土佐組トリオ」大活躍の展開にて、ファンには堪らない展開になっています。私もこんなにワクワクして映画を観たのは久しぶり!!

エンディングのキャラクターソングも、御三方の声優が務めていて、特に長年大好きな野島健児さんの、年嵩になっても相変わらず澄み切った優しい歌声には惚れ惚れしました! 



野島健児ことノジケンは、お父様が青二プロダクションの大御所である野島昭生さん。そしてお兄さんが「巴型薙刀」担当の野島裕史さん。そして息子さんが「声優業界初の三代目声優」である野島澄也くん!

野島パパのバンド仲間は、同世代である古谷徹さん、三ツ矢裕二さん、古川登志夫さん、そして故人である鈴置洋孝さん「スラップスティック」のメンバー。鈴置さんは早くに亡くなりましたが、六年前に行ったライブは最高に楽しかったです!(最終日の特別ゲストは、私の想像通り野島健児さんでした!念願の父子デュエットを聞けました!)


ファミマで指定商品を買うと、¥500ごとに一枚貰えるクリアファイル!


「偽物、写し」と呼ばれ、悩んでいた山姥切国広……


アニメでも映画でも実写版と舞台でも人気の高い山姥切国広ですが、実は「本歌」である山姥切長義の写し刀。名刀が刀工の許可を得て、コピーとして製作される刀なんですね。この作品に触れて初めて知った存在。

ただし、「写し」は「贋作」とは違ってれっきとした名品です。血統書ブリーダーが子供を作る過程と似ています。お値段や刀剣価値も本家を凌ぐことも。

そんな山姥切は、アニメやゲームで自分が写しであることに悩み、ずっと汚いボロ布を纏って生活しています。でもそんな彼が修行に出て「極」となり、自身の存在意義を見出して布を捨て成長して本丸に帰宅する。

今回の映画ではついに彼が自分の鏡であり、ブランド看板である高慢な山姥切長義と対面。「俺の偽物」と蔑まれますが、アニメ花丸にて仲間達と試練を乗り越えキャリアを積み重ねて来た覚悟から、どんなに煽られても揺るぐことはなく。部隊長として冷静に任務を果たして本丸を支えて、まだ経験値不足な長義を庇い敵を殲滅!

その彼を観て「私は山姥切国広を初期刀に選んで、本当に良かったな。間違いはなかった」と感じました。


足利美術館にて展示された山姥切国広を、今年3月に観てきました!




龍馬の影と戦いながらも、一人で始末をつける陸奥守!



映画版は通常のアニメ一作分の24分×3本として構成されており、①が「二人の山姥切」と、②が「土佐組トリオ」、③が「顕現した静型薙刀の成長と、修行の決意をする加州清光」。

ゲームの中で「特命調査」として語られている「文久土佐藩」イベントで手に入れられる肥前忠国と、南海太郎町尊の二人と戦闘エリアで巡り合った陸奥守は、敵のラスボスがかつての主人である坂本龍馬の気配を流していると気が付きます。ここは私達観客にも明確には見えませんが、銃を持っていたところから間違いなくボスは龍馬の「別暗黒面でのもう一つの姿」なんですね。

でも、陸奥守は作戦の最後の最後まで結局、昔の馴染みだった土佐の二振りにも真実を告げず、映画は終わります。


やっぱり、陸奥守吉行は「策士龍馬の愛刀」であり、自分一人で闇を背負って進むのだなと……。エンディングで一人佇む姿には熱くなる物が溢れました。


BRUTUSの表紙になった「太刀・三日月宗近」


ペース配分もちょうど良いし、一振りずつのキャラクター描写も繊細で面白い映画でした! 

しかしながら……、大画面で井上和彦演じる「太刀・山長毛」や、その舎弟「太刀・日光一文字(cv置鮎龍太郎)」、加州とコンビを組んで特命調査を乗り越えた元監査官の「太刀・菊一文字則宗(cv関俊彦)」が活劇しまくったら、私はきっとまたコミケで同人誌を出してしまうんだろうなあ!!!


今年の4月、新宿の地下通路に大きく告知された7周年のイラスト。


これかも「刀剣乱舞」は、花丸と活劇アニメ映画の続編、そして実写版の続きも確約されて公開予定です! 次回はどの刀がメインで出演するのか心待ちです!!!

アニメイトカフェの「三日月宗近のピラフ」


まだまだ、ゲームにもアニメにも登場していない刀があるので、スピンオフとしても是非実写でも観たい!! 次回の「花丸・華」も期待大!!




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