風の色、夏の終わりと秋の夜。

今夜は雨が落ち着いて、赤羽岩淵の北区花火大会の爆音が響いています。行きたかったけど、メンタルめちゃくちゃに壊れてるしお金もほぼなく。

今年の夏は特に酷暑が苦しく感じられて、でもそんなに長いとは実感しなかったかな……。漫画の応募作品に全身全霊を注ぎ込んだ、久しぶりの夏。コミケ以外でこんなに漫画を描いたのも何十年振り。

私は、子供の頃から感情を露わにすることができなかった。母が怒ると体罰がとにかく凄くて、泣くと更に叩かれるんですね。だから大人になっても泣くってことができなくて。

最近、やっと母の呪縛から解放されて、少しだけ泣けるようになったけど、今夜は花火の音がとても優しく沁みてきます。

来年の夏は、赤羽岩淵の花火大会にチケット代金を支払って参加したいな……。

地元の駅はいよいよ大再開発がひと段落ついて、成城石井が巨大な駅ビルの中にできるようです。漫画で稼いで、しこたま毎日、マフィンやスコーン、アップルタイザーや贅沢な紅茶やチョコレート、ラザニアを買いたい。

秋は毎年夏の疲れがどっと出て、鬱が重く何日も寝込んでしまうんだけど、花火の音のおかげで少し生きる気力が湧いてきました。今日も何も食べてないんですけど、いよいよ閉店が間近になったたこ焼き屋に行くかな。