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「地域にお金が落ちる」ってなんだろう。

早いもので3月も下旬になりました。

春が待ち遠しいなあと思っていたけれど、やっぱり時間が流れていくのは早いものです。ここ最近は、花粉にちょっぴりやられ気味で、頭がぼーっとして集中力が続かず、結構つらい日々を送っていました。調子がいいときはいいんですけどね、わかならないものです。

さて、菜の花も桜も綺麗になってきて、お出かけしたくなってきましたね。今の季節は、旅行ついでにと、はじめて図書館にいらっしゃる方が増える時期です。

ここを目指してきてくださる方もいれば、知り合いから教えてもらって来たという方もいるのですが、最近では、紹介で知ってきましたという方がほとんど。うれしい限りです。聞くと、ご近所のカフェやゲストハウスを利用して、そこの店主に教えてもらったというのです。

せっかくわざわざここまで来てくれたのだから、他にも地域をまわってもらいたい。そんな想いから、私も、近くのお店や観光スポットなどご案内しています。

でも、よくよく考えてみると、この数年間で、紹介したいオススメのお店が本当に増えました。

図書館ができた2014年の終わりの頃は、今ほどカフェも多くなくて、しかも、週末しかやっていないお店も多かったので「月曜日の今日は、あまりやっているところないんですよね…」というしかなかった。

でも、今では、高秀牧場のジェラート工房もオープンしたし、クロワッサンが評判のパン屋grainもできた。ガレットが大人気フロマージュharuもある。もちろん、ブラウンズフィールド/ライステラスカフェgreen+も。

本当に、素敵な場所が増えたんです。

今までは、一つの目的地に来てそのまま帰っていた人が、こうやっていくつかお店を巡ってくれるようになっています。

こういう流れって「地域にお金が落ちる」ことなんじゃないかなぁと私は思うのです。決して大きな流れではないかもしれないけれど、じわじわりとでも確実に広がってきている。

「点は線になって面になる」というけれど、そんな感覚です。

こうやって人が地域内を動くことって、地域の中の横のつながりが大事だったりするけれど、不思議なもので、この地域の人達は、お互い時々情報交換をしては、お客さんを紹介しあう空気があったりして。新しいお店が増えても「ライバルが増える」よりも「仲間が増える」感覚が強いみたいです。

すべてがすべて「みんなで一緒に」とはいかないけれど、支えあうことも、やっぱり大事。そんな想いを大切に、これからも地域にお金が落ちるようなそんなつながりが広がっていったらいいなと思います。



最後までお読みいただき、ありがとうございます。 シェアハウス、図書館、カフェ&シェアオフィス。まだまだ地域の資源を活かして、新しいコト、生みだします!遠くからでも応援してもらえるとうれしいです。