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『いちまいたりない』ロングラン終了

こんにちは。
人形劇をするチーム、劇団ほしのふねです。

ついに本日、『いちまいたりない』の公演が終了しました。
5月から4公演。過去最多です。

そして、今日の公演の来場者は114名。
これも過去最多。

今日、メンバーの新作も出たのですがまた後日紹介しますね。

さて『いちまいたりない』の葛藤は過去記事に載せていました。

去年の9月から走り出して🏃約1年。

振り返ってみて。

5月の池袋いけいけ人形劇まつりでのスタート公演にいくまではずっと間に合わない、という気持ちに焦ってた8カ月で。

そこから5カ月後の我々はもちろん妥協こそないけれど、その時の場に合わせた『いちまいたりない』を出来る余裕もあったり。

今まで単発で行ってきた私たちがじっくりこの劇に向き合える、という感覚があった。

学生時代土社会人の向き合うっていやでも違くて

だからこそ、あえて色んな劇を見させてもらって、色んなことを集結させて。
人形劇に費やせる時間は学生時代の半分もない。

でも、やりたいことをその分たくさん詰めた
再出発の『いちまいたりない』。

まずかけ合い。
これは去年観た舞台のかけ合いが素晴らしくて
とにかく台詞のかけ合いをしたい、というところから名もない顔もない男たちがシンプルだけどコミカルにかけ合いを行う。

いちまいたりない、はこのかけ合いが全ての🔑

公演ごとに少しアレンジが入ったかけ合い

そしてお菊。
当初は男たちと同じ形の人形の予定だった。
デフ・パペットシアター・ひとみの百物語を観て、お菊の人ならざるもの感がほしくなった。

初めて人形作りにメイク💄を使った
お菊は絵の具ではなく全て化粧道具💅
人形を持つ土台
当初はカツラの予定だった。
目の色は折り紙
お菊の胴体部分の仮案
幽霊の様な実体のない動きに悩んだ
髪の毛の生える前のお菊

初めて、身体全体を使って動く人形を作って、使った。

まだまだ表現は足りない。
でもこのお菊と向き合って約半年間。
私は身体表現をもっと人形劇でしたいのかもしれない、など色んな発見。

多分、他のチームのメンバーもそう。

導入部分の影絵もメンバーのこだわりから生まれた部分。

この貴重なロングラン。

本当にみなさんありがとうございました。

ほしのふねは来年の3月に向けて舵を切りたいと思います🌸

お菊さん、そして男たち!ありがとーー!

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