私が自然栽培をはじめた理由①

脱ステロイド中に 食べるものの大事さを身にしみて感じていたとき。26才くらいのときだったかな?
まだ肌が ぼろぼろで アトピー改善のための勉強を あれやこれやとひとつひとつしていたとき。
 
木村あきのりさんの 奇跡のリンゴの本を読んだ。
もー、めちゃ感動で 泣きました!!

農薬漬けだった リンゴの木を 木村あきのりさんは 無農薬でリンゴ栽培したいと10年間ほど 命懸けで 何度も あきらめそうに苦しい状況になっても、(実際に 無農薬リンゴの栽培が 何年たってもできないから、死を覚悟して 消えてしまいそうなほど苦しいときもあったと)あきらめなかった。

そして10年ほどたち、ようやく 無農薬でもリンゴが実り始めたと。

私は 奇跡のリンゴの木の本を読んで、当時は 自分の体がステロイド漬けだったから 脱ステロイドをしている最中で リンゴの木と 自分の体が まったく同じだ!と号泣しました。

そして、すぐに すべての果物やお野菜の農薬や化学肥料をつかわれている日本の農業のあり方のおかしさに 気づきました。

無農薬でできるのに、なぜ?日本の多くの農業では、わざわざアレルギーやアトピーや病の元になったしまう農法で やっているんだ?と。

そして、そのときは なるべく自然農法、自然栽培のお米やお野菜を購入するようにしました。しかし、すべての食材を購入しようと思うと 結構な金額になるし、自分でも育ててみたいと思った。

今は、大分県に住んでいますが、当時は広島に住んでいて畑はありませんでした。大分県に住む おばーちゃんが自分で育てたお野菜を送ってくれるのですが、おばーちゃんは、残念ながら農薬を多少は使うし、化学肥料をあげていました。

おばーちゃんが送ってくれる その心や、きもちは 嬉しかったですが、農薬をつかっているお野菜は、冷蔵庫にいれておいたら 溶けて腐敗します。
自然農法のお野菜は 腐りません。干からびるだけです。

おばーちゃんが送ってくるお野菜をみて 私は 心にすぐ決めるんです。

わたし、おばーちゃんの畑を 無農薬栽培できるようにしたい!!!

それは 農薬や化学肥料をつかった土、大地の浄化からしないといけません!浄化とは 脱ステロイドと同じで 畑の土から 染み込んでいる農薬や化学肥料の成分をぬいていくこと。

そうしてやっと!自然農法に とりかかれるのです。
 
そして、広島から引っ越すタイミングが 28才のとき訪れます。まだ 肌は本調子だはないなか、大分県へ引っ越しました。

そして、実際におばーちゃんがつかっていた畑の土をみて、わたしは すごいショックをうけることに。

土の状態が 想像していたよりも ざんねんなことに なっていました。
長年 農薬や化学肥料をつかうと こんなにも大地は 死んでしまうんだ。と、ほんとに 心が 傷つきました。
体もまだしんどかったし、ダブルパンチ。

そんななか、絶対に 畑の土を 甦らせる!!と 誓い決めた意思と情熱だけは
ずっと私のなかにありました。

脱ステロイドと 畑の土から農薬などを抜くことは、まったく同じなのだと。
体からステロイドを抜いて 薬いらずの 健康体をとりもどすこと=土にしみこんだ農薬や化学肥料を抜いて 無農薬無肥料の自然栽培ができる畑にすること!!

これはまったく同じことなのです。


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