見出し画像

《絵本”かなわね”》いただいた絵本と思い

こんにちは!タノ🦒です!
今回の記事は、とある縁からいただいた
”絵本の話”をします。

ある日絵本が家に届きました。

その送り主は作者のお母さん。
その時点では、タノは
作者にもお母さんにも会ったことがありませんでした。

どうして、そんな出来事が起きたのか。

その絵本にこめられた作者の子どもの心。
母親の心。
そして、いただいた絵本と添えられた手紙。

より多くの方に感じたことを届けたいと思い
この記事を書くことにしました。



タノは最近”アソシア”というチームに入りました。

T-netという法人が運営し、塩畑さんが創った
「先生を支援する」を理念に活動するチームです。
先生を支援する教育活動って珍しいですよね。

このチームは40名ほどのチームですが、色々な方がいます。
小学校の先生、中学校の先生、タノみたいに退職したフリーの人
教育関係の役所で働く人、ICT支援員、IT企業の人、
コーチング専門の人、そして保護者の方。

先生と保護者が
学校以外の同じチームに所属して話すって
なかなかないことだと思いました。

でも、そこがアソシア。
色々な人が交わり、助け合い、実際に行動を起こすチームです。
タノもたった1週間でたくさんの方に助けられました。

そこにいる保護者の方は、
「学校の先生が大変なのが痛いほどわかる」
「その大変さをPTAで伝えたり、協力できることをしたりしたい」
「もっと学校や教育を良くしたい」
そんな方々で、とても心強いです。

タノは子どもがいません。
十数年も子育てをしてきた親御さんの言葉を
学校外で聞けて、教育のことを話せるのは嬉しいです(*^▽^*)


そんな中、一件のFacebookメッセージが届きました。


送り主は、”みぽりん”さんこと”みほさん”。

タノさん先生やられているのですね😉
ご縁のある先生に娘が描いた絵本「かなわね」を
もしよかったら送らせてくださいませ。
ご住所教えてください
※一部修正

「娘が描いた?」「絵本を送ってくださる?」
最初は色々な疑問符がつきました。

そして、その時の気持ちを正直に書くと
「絵本を送ってくださるなんて親切な方だなぁ」
「アソシアにはやっぱり色々な方がいるなぁ」
くらいでした。

後日・・・

ポストに絵本が届いていました。

画像1

開けると封筒と数枚の紙が入っていました。

「あれ?絵本だけじゃない。」
「・・・手紙?」

絵本を読む前に、手紙を読みました。

画像2

このお手紙は、
”みささん”やお母さんの”みほさん”の今までの話
学校や教育との関わり、そして先生へのメッセージでした。
1つ1つの言葉に温かさを感じるとともに、
心からの思いを感じました。

そして、お手紙を読んでいて、
今まで関わったいろんな子のことが思い出されました。

作者の大橋美沙さんは、
漢字を書くことが難しいお子さんだったそうです。
小学生当時は、一斉指示や数字の習熟なども難しかったそうです。

当時の学校の学習スタイルでは大変な困難があったこと、
お手紙からも、現場で働いていたことを思い出しても
感じます。

今では美術大学にも通い、
この絵本は高校生の時に描いたそうです。

そして、絵本を読みました。

画像3

この絵本は、著者の美沙さんの経験を元に、
主人公の”かな”の学校での周りのことの違いを、
そしてお母さんの温かさを描いた絵本です。

これを高校生の時に描いたと知って驚きました。

タイトルの言葉。
「は」が「わ」になっています。

ですが、これは絵本を読むと、
みんな「は」、は正しい綴りで
かな「わ」、だけ「は→わ」になっています。

その1文字には思いがたくさん詰まっていると
感じました。

うまく書けない、聞けない、問題が解けない。

そんな辛さをかかえながら教室に
何時間も何日もいるって苦しい。

でも、その思いを受け止めたお母さんと、
「絵を描くこと」や「たくさん努力いること」
「やさしいこと」「1つの言葉も大切にしていること」
たくさんの世界があることを絵本の中で伝えられていました。


・・・教室の正解って、なんでしょうね。
画一的なルールややり方があるし、
私自身いろいろな過ちをしてきたと思います。

教室は誰にとっても温かく、楽しい空間でありたい。

うまく言葉にできませんが、
”みささん”が学校の中で感じたこと、
”みささん”の中にある世界、
それは、教室の当たり前のルールを通して見たら
見えてきづらいものだと思いました。

その子の価値は、その子の中にあります。
それを感じることが何より大切だと感じました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

とても強く温かい思いを持っている方がいます。
そして、そんな人に出会う機会は
そんなに多くないと思います。

今回”みほさん””みささん”に絵本を通じて出会えました。

まだうまく言葉にできませんが、
お母さんの”みほさん”は保護者であり、
この思いをたくさんの方に伝えています。

真にある思いを感じるとともに、
たくさんの方に思いを届けています。

同時に”先生”という仕事は
色々な思いを背負った仕事だと改めて感じました。

私は、きっとたくさん過ちも犯してきたと思っています。
ならないようにと思っていても、
日々に追われて、負けてしまったことがあったと思います。


たくさんの思いを背負っている先生はきっと大変です。
でも、いろんな方の思いに応えたい。

だから、きっと大変で、楽しい。

タノは、

みんなが温かい気持ちでいられて
ゲームみたいに力を伸ばせる
そんな教育を目指しています。

みささんやみほさんから
いただいた言葉の1つ1つが心の中にあります。

この期待のバトンに応えるために、
全力で実践し、さらに伝えていきたいと思います。

それには、今の多忙化を解消し、
本当に価値のある教育を行うことです。

一歩一歩進んでいきます。


この出会いに感謝します。

そして、
みほさんにはオンラインで会うことができました(*^▽^*)

素敵な笑顔、快活で
思った以上に温かい空気の方でした。

これからもどうぞよろしくお願いいたします!


今回はここまでです!
読んでくださったあなたの未来がさらに明るくなりますように💡
タノ🦒でした!またね!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?