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2021年10月の記事一覧
持続性注射剤(LAI)は怖くないですか?
【疑問】持続性注射(LAI)に興味があるのですが怖くないですか?
【回答】
個人差があるものの、思っているほど痛くないことが多く、実際に始めると思っているより楽です。一度始めるとやめられなくなることもなく、3か月程度試してみて合わないと思ったらやめることも可能です。
しかしLAIが最も適した人は抗精神病薬の単剤で少量~中等量使用の人であり、多剤併用・大量使用の人は薬の整理を先に行うべきです。
ジェネリック会社の限界
ジェネリック会社の小林化工が作った水虫などの治療に使われる抗真菌薬イトラコナゾールに睡眠薬が混入し、飲んだ人が交通事故などで死亡するという事件があった。
その後 次々とジェネリック会社の薬が自主回収や出荷停止をしている。主な理由は記載してある製造方法に従っていないなどの安全性に影響しかねない問題が多い。
もちろん多少製造方法などを変えても大体は問題ないものができるし、日々効率良く安く安全に作成
抗認知症薬を保険適応から外すということ
認知症には抗認知症薬が使われることが多いものの、その意味をもう一度しっかりと考えておく必要がある。
既にフランスでは抗認知症薬の一部は保険適応から外されている。
認知症の治療に日本でも使われている4種類の薬(ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチン)が、フランスで医療保険の適用対象から外されることになった。副作用の割に効果が高くなく、薬の有用性が不十分だと判断した。これまで15%が