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声に乗せて

こんにちはバッキーです。

先日は菱田さんを迎えての滑舌のワークショップでした。

先ずは受講メンバーがどんな発声をするかを知るために、菱田さんが用意して下さった文章を一人一人読んでいき、それぞれがアドバイスをもらい修正していく、と言うのをやりました。

僕は滑舌いいなと思っていた人も、何かしら改善点があり、とても興味深かったです。

その後は一通りテクニックを学びます。

文章の区切り方や耳感触のよいリズム等学ぶことがたくさんありました。

そして、最後に、それを踏まえて長文を読んで行きます。

学ぶ前と学んだ後では読みやすさが全然違うのが凄く面白かったです。

さて、個人個人一人づつ悪い癖を治してもらってる際、菱田さんにこんなことを言われました。

頭でこうしよう、と考えていることが全部声に乗って出ている、と。

僕以外の人のレッスンの様子を見ていても本当にそうで凄く面白かった。

そして、ふとこんなことを思い出した。

去年の三月に出演したエアードロップ、と言う舞台で僕はとても心優しい青年を演じたんやけど、終演後、観劇していた母からこんなLINEが来ました。

あんたが優しい人間になってくれて嬉しい…と。

言われた当時は、いや、優しいのは俺や無くて、演じた役の人物やで‼︎って思っていたけど、もしかしたら、僕の心優しい気持ちが声に乗って届いたのかなぁ〜、なんて。

本当、芝居面白いな。

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