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データエンジニアリングをテーマに第4回 スタフェス Meetup を開催しました!

こんにちは!スターフェスティバル株式会社(以下、スタフェス)でソフトウェアエンジニアをしている吉田あひるです!
2023年9月27日(水) に弊社の採用イベントとして「第4回 スタフェス Meetup」をオンラインで開催したので、本記事ではイベントの内容や雰囲気のレポートをさせていただきます!
Zenn(スタフェステックブログ) では、これまでのレポートも掲載しております。

スタフェス Meetup について

弊社はごちクルをはじめ「飲食x物流」の領域でサービスを提供していますが、toB向けということもあり普段ではなかなか利用する機会を持つことができません。
そのため、こういったイベントをきっかけに実際に弊社のサービスを体験していただくことでより私たちのことを知ってもらいたい!ご縁があれば事業にジョインしてほしい!という思いから始まりました。
そして、弊社のサービスで提供されるお弁当を食べながら、弊社の開発組織の取り組みや技術的なチャレンジをご紹介することでサービスのみならず開発組織や文化についても知っていただけるようなイベントとなっております。

今回のイベントでは前回に引き続き「ごちクル deli BOX」を利用し、カジュアル deli BOX を参加者の皆様へお届けさせていただきました!
※お弁当を希望されない方もご参加可能です

今回注文した deli BOX

見た目以上にボリュームたっぷりでとても満足感の高いお弁当でした!(私は特にパンプキンサラダが好きでした)


各セッションのようす

「いただきます」から始まり、各参加者がモグモグとご飯を食べながらセッションを聞くという弊社ならではの光景となっておりました。
時間が押し気味の進行になってしまうほど各セッションで多くの質問が寄せられ、かなり盛り上がる結果となりました!

1. 会社説明

1つ目のセッションは弊社の VPoE である平下からスターフェスティバルについての説明でした。

スターフェスティバルのビジョンやミッションについて、そしてそれらを実現するために私たちが大切にしているバリューといった弊社についての説明から始まり、具体的な事業内容、そして私たちが解決しなければいけない技術的な課題とそれら課題の技術的な面白さといったことが語られました。

私たちが何を目指していて、何が楽しいのか、そしてなぜ今データ基盤を必要としているのかといったことが参加者の皆様に伝わったのではないかと思います。

👂参加者の声
・会社文化のご説明をコンパクトにされていて具体的に直接お話を伺えたので参考になりました。
・事業の課題も説明があり、とても良かった。
・サービス使わせて頂きます!


2. Snowflakeを中心としたデータ基盤の立ち上げ

2つ目のセッションは、弊社のインフラ&データエンジニアである山崎から「Snowflakeを中心としたデータ基盤の立ち上げ」のお話しでした。

弊社は従来から「データソースが分散している関係で複数のデータソースを横断したデータの活用が難しくなっている」という課題を抱えており、解決する手段が求められていました。
そういった背景やその他いくつかの背景を考慮し、PoC(Proof of Concept)を経て Snowflake を導入することになりました。

セッションでは「なぜ Snowflake を選んだのか」といった話から始まり「Snowflake を導入したメリット」「一方で発生している課題」そして「データ基盤の構成に関する将来の展望」といったことが語られました。

かなりの開発スピードで動いている弊社のデータ基盤チームですが、課題に対する意思決定の適切さやキャッチアップ速度など、スピード(弊社のバリューでいうWOW!)を支えているものの正体が伝わるセッションでした。

👂参加者の声
・現職でデータ基盤を色々やろうとしているところなので、Snowflakeを使うかどうかはさておき参考になりました。
・Snowflakeの実際の運用の現場を拝見したことがなかったので、概略だけでもとても参考になりました。
・自社のデータ基盤の課題と重なり、Snowflakeに興味が湧きました!


3. Looker StudioとSnowflakeでプロダクトチームのダッシュボードを作る取り組み

3つ目のセッションは ごちクルBusiness の開発チームで Tech PM をしている古賀による「Looker StudioとSnowflakeでプロダクトチームのダッシュボードを作る取り組み」でした。

データ基盤の構築が進むにつれて、プロダクト開発の中でもデータ基盤を利用することが徐々にできるようになってきました。
弊社はプロダクトファーストを掲げ開発をしているためエンジニアも施策決めや要件定義などの意思決定に関わる機会が多いのですが、実際にアプリケーションエンジニアがどのようにデータを活用して日々のプロダクト開発に役立てているのか、といったことがわかるセッションでした。

データ活用をするための土台が出来たことでプロダクトマネージャも SQL を学びながら Snowflake を活用し始めたということは私も把握していなかったので、とても良い話だなぁと思いながら聞いていました!

👂参加者の声
・意外とLooker Studioの作り込みができそう、というお話を聞けたので良かったです。
・データを見て運用する側の具体的なモチベーションや施策の実施判断が参考になりました。
・サクッと使えそうで、GCPを使う場合にトライしてみたいと思いました。


4. アプリケーションエンジニアから強いデータエンジニアへの歩き方

最後のセッションはプリンシパルエンジニアとしてデータ基盤チーム・インフラチームをリードしている竹澤(ytake)から「アプリケーションエンジニアから強いデータエンジニアへの歩き方」でした。

データ活用とはどういったものなのかといった話からデータエンジニアに求められるスキルやマインドの話など、これからデータエンジニアを目指していくために必要な基礎知識がわかるセッションでした。
技術領域だけみてもアプリケーションからインフラ、分散処理の知識などが必要になってきたり、技術領域以外ではデータ分析や事業理解など幅広い知識が必要とされるとても難易度の高い仕事であることがわかりましたし、その他データ基盤チームが単なるデータ抽出チームに陥ってしまいやすい話など組織や文化的な話もあり、これまでの深く幅広い経験のある竹澤ならではのセッションでした。

👂参加者の声
データエンジニアとして必要な知識の幅の広さ(ドメイン知識から実装力、調整力など)を実感することができました。
・データエンジニアのスキルセットの指標にさせていただければと思います。
・見覚えがある資料が出てきたり、データ分析の基本的な考え方が自分の認識と合っていることも確認も出来たので良かった。


ブレイクアウトセッション

各スピーカーのセッションが終わった後は、参加者と弊社のエンジニアが直接交流するブレイクアウトセッションが行われました。
Google Meetの機能を使い「データ基盤ルーム」「インフラルーム」「社内文化ルーム」の3つに分かれ、興味のあるルームに入っていただくような形で進み、リラックスした雰囲気の中で質問や意見交換が行われ、各セッションのより詳細な話や現場で働いているメンバーの雰囲気などを伝えることが出来たのではないかと思います。

私もデータ基盤ルームに参加しましたが、 Lambda ArchitectureKappa Architecture の話であったり、データエンジニアとドメイン知識の話で時間内で話し切れないほど盛り上がりました!

おわりに

以上が第4回スタフェス Meetupのレポートでした!
セッションに関する質問の数も多く、ブレイクアウトセッションの各ルームも話し足りないといった状況だったようでとても盛り上がったのではないかと思います!
参加者アンケートでも好意的なフィードバックをたくさんいただくことができ、とても嬉しいです!

スターフェスティバルでは今後も定期的に Meetup をしていきたいと思っておりますので、まだ参加されたことのない方もぜひご参加いただけると嬉しいです!

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