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noteでの文章の書き方


■また反省してしまいました

「noteでの文章の書き方」などと大上段で構えてしまったのですが、ここで文章の書き方テックニックを解説するということではないのです。

noteを始めて、この1、2カ月間で書いた文章や自己紹介などを含め、再度反省してみたのです。再度、というのは、すでに「ライターとしての反省」を書いているからです。

何度でも反省します。

今回の反省は、「表現したいことを書きたいから」などと生意気なことを言ってしまったなぁという反省と、改めて、noteでの文章の書き方を再考したことなのです。

■自分のために書く

今回の反省で考えたことは、「なぜ文章を書くのか?」ということなのです。

僕はテクニカルライターだから、あれを伝えたい、これを伝えたいという思いはあるのですが、それを書けばよいのか? ということ。

そして、「表現したいことを書きたいから」というが、何を表現したいのかということなどなのです。

そもそも、自分が書く文章は、

誰のために書いているのだろうか

と、考えてみたのです。

noteで書けば、対象はnoteの読者になるかも知れません。
リンクを設定すれば、SNSユーザーということになるのかも知れません。
そして、内容は読者に有益な情報を伝えたいから・・・と。

でも、本当にそうなのかと自問してみました。
そして自答が、

「それって上から目線だよなぁ・・・」

なのです。

そもそも、自分がなぜライターを始めたのかを忘れていました。
もう30年も40年も前のことなので忘れるのも当然なのかも知れませんが、あの当時、

「自分が知りたいことを書く」

という目的でライターを始めたことを思いだしたのです。
そうなんです。僕は自分が知りたい情報が欲しくてライターを始めたのです。そして、書いていたものは、

「自分が読みたい記事を書く」

だったのです。
なんで、こんなに大切なこと忘れていたのかなぁと、猛反省した次第です。

■書いていて楽しいか?

現在の自分は、書籍をメインに執筆活動を続けています。いわゆる印税生活ですね。でも、これって楽じゃないのです。そのあたりの話しは別の機会にしたいと思いますが、書籍をメインにしたのには、それなりの理由があったのです。

「自分が書きたいことを書く」

が、その理由でした。当時は現在と違って紙名ディアが主体でしたので、いろいろな紙媒体で書いていました。もちろん、いろいろ忖度しなければならない記事もありました。でも、できるなら自分の書きたいことを書きたいなぁと思って、今のような書籍がメインの形態になったのです。

その頃は、書いていて楽しかったのです。自分の書きたいことを書けるって楽しいなぁ、とね。

ところが、現在は「書く」ことが「仕事」で、「楽しい」なんて考えもしていない自分に気付いたのです。

●なのに・・・

noteを始めたのは、もしかしたら楽しく書きたかったからかも知れません。

でも、書き始めて気付いたのです。
もしかしたら「スキ」を狙ってないか?
とね。

それって、仕事的に書いていないか? スキは関係ないといいながら、やっぱり認知欲求じゃないかと思って、ちょっと書く間を置いてみました。

その間に考えたのです。

「noteの文章を書いていて楽しかったか?」

と。
長年の習慣なんでしょうねぇ。仕事的に文章を書いてしまうことが。

■改めて

そして、改めて決心したのです。noteに限らず、文章は、

「自分が読みたいことを書く」

ことにしようと。もしかしたら、これが一番の文章術なのかなぁ、とも思ったりして。あ、仕事的な発想が頭を出した(笑)。

なので、この気持ちを持って、今後もnoteで書いていこうと決心した次第です。この文章もそうですよね。どこからか、「そんなことが自分が読みたいことなのか」という声が聞こえてきそうですが、それが今の自分なのですよね。

ということで、引き続きよろしくお願い申し上げます。

反省は、以上です。


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