見出し画像

後輩が突然、会社に来なくなった話

皆さんこんにちは。

スタバサラリーマンと申します。

まずは私の自己紹介です。

自己紹介


・地方金融機関勤務の社会人6年目の27歳

・「スタバ×勉強」をテーマにYouTubeにてStudyVlogを投稿

・過去の合格実績

2021年6月  FP1級勉強開始 
2021年9月  FP1級学科一発合格 
2022年2月  FP1級実技一発合格 
2022年3月〜 中小企業診断士挑戦中

最近の動画はこちら


後輩が会社に来なくなった

彼は新卒入社3年目の男性(以下A君)。

普段から元気いっぱいの明るいキャラで、一生懸命仕事に邁進していました。

そんなA君の様子がおかしくなったのは、今年の初夏。

私はA君と同じ係に所属しており、話す機会も多かったのですが、

どうも挙動不審な様子が・・・。

見かねて「大丈夫?」と話しかけても、「大丈夫です!なんとかなります!」と案外明るく返してくれました。

しかし仕事中になると特徴的だった笑顔はなくなり、時には同僚に暴言のような言葉を発する時も出てきました。

そして突然、彼は会社に来なくなりました。


適応障害

そして後日、上司からA君の休職が発表されました。

理由は適応障害。

心療内科にて診断書をもらい、約2カ月間の休職し様子を見るとのことでした。

休職になる前日、一緒に営業で回っていたので気になっていたことを聞いてみました。

私「最近やばそうだけど大丈夫?」

A「いや大丈夫じゃないです。

上司と今週いろいろ話したんですけど、明日から休みを頂くことになりました。

どうも私にはこの仕事は向いてなかったみたいです。

お客さんや今の手持ちの案件の関係で、先輩には一番迷惑をかけると思います。

申し訳ないです。」

と疲れ切った顔で話してくれました。


なにか自分にできることがあったのでは

友人の精神科医に聞いたところ、コロナ禍以降このような患者さんが増えてきているとのこと。

また、休職後に復職する可能性はかなり低く、転職するのが相場とのこと。

私自身、同僚にこのような不幸な人が出たのは初めてだったので、

数週間不安と後悔に襲われました。

先輩としてもっと彼を助けてあげることはできなかったのか・・・

そもそもこんな不幸な人間を産んでしまうこの仕事はなんなんだろう・・・と。


つらい時は逃げていい

詳細は伏せますが、昨今の人手不足の影響により、一人一人の業務が増え、

経験の浅いA君のような若手がパンクし退職するケースが増えてきています。

そして今回の件をきっかけに、私自身一層自分の人生に向き合うようになりました。

お金、ライフスタイル、老後・・・・

ただ何にしても、病気になってまで働く必要はないという結論に至りました。

組織や体制が変わらないのであれば、僕たち従業員にできることは逃げること。

これは唯一、我々従業員に与えられた権利です。

健康でさえあれば、どんな場所でもなんとか生きていけます。

今回は私自身、気持ちを吐き出したくこのような記事を書きました。

最後になりますがこれを読んでいる皆さんに、僕やA君のようなことが起こらないよう

心から願っています。



スタバサラリーマン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?