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どのSNSを運用する?SNSプラットフォームの特徴と活用方法

Web集客やブランディングで認知度を上げるためには、SNSは欠かせないものとなっています。ですが、SNS運用を始めてみたものの、なかなかフォロワー数を伸ばすことができないと悩みを抱える企業も少なくありません。

SNSマーケティングで効果が出ない原因の一つに、InstagramやX(旧Twitter)などのプラットフォームの選択が適切でないことがあります。各SNSの特徴をしっかり捉えて、自社商品のターゲットや目的にマッチするSNSを選んで運用をしましょう。

■企業向けSNSプラットフォームの特徴

企業SNS運用でよく利用されている Instagram、X(旧Twitter)、TikTok、YouTubeなどのSNSプラットフォームは、種類によって特徴はかなり違ってきます。違いを理解して、それぞれに適した戦略を立てることで、より効果的にSNS運用を行うことができます。

ここでは、代表的なSNSである「Instagram」「X」「TikTok」「YouTube」の特徴をご紹介します。

①Instagram

Instagramは通常の画像投稿であるフィード投稿、動画での投稿であるリール投稿、24時間で消えるストーリー投稿の主に3つの投稿方法があります。フィード投稿とリール投稿は、発見タブに載ることによりフォロワー外のユーザーにも発信することができます。ストーリー投稿は主にフォロワーに見られる投稿になります。

ユーザーのホーム欄に流れる投稿(タイムライン)は、そのユーザーと関連性が深いアカウントの投稿が優先されます。よって、自社の投稿をユーザーのタイムラインに上位表示させるためには、ストーリーズやDM、日々の投稿などでフォロワーと積極的にコミュニケーションを取りながら、関連度を上げることが重要です。

ユーザーと過去にDMでやり取りをしていると、タイムラインでより上位表示されやすくなります。個別に連絡することは少しハードルが高いとは思いますが、例えば、ストーリー投稿に対してコメントをするとそのメッセージはDMに表示されるので、そこから交流をしてみるというやり方もあります。自社のサービスや商品に関連があるユーザーのストーリーに反応し、その後もコミュニケーションを取ることで、そのユーザーのタイムラインに表示されやすくなります。

多くのユーザーのタイムラインに表示されることで、いいねやコメントの数も増加し、おすすめ欄にも載りやすくなるでしょう。発見タブに載れば、新たなフォロワーの獲得も期待できます。

ユーザーとの距離を縮めるだけでなく、こうしたサイクルを作るためにも、Instagramではユーザーと積極的にコミュニケーションを取っていきましょう。

➁X(旧Twitter)

X(旧Twitter)は一般のユーザーでも投稿しやすかったりリポスト機能があるので拡散されやすく、フォロワー以外のユーザーにも簡単に発信できることがメリットです。

投稿を拡散してもらうためには、その投稿を見たユーザーを巻き込むような内容にすることが大切です。例えば、投稿内でユーザーに簡単な質問をしてその回答をハッシュタグをつけて引用してもらうようにするとします。そうすると、回答したユーザーからそれを見たユーザーへ次から次へと拡散されていきます。

Xではリアルタイムな情報が求められるため、おすすめの投稿はすぐに更新されてしまいますが、このようにユーザーからユーザーへ拡散の輪が広がれば、一方的な投稿よりも長い間多くのユーザーの目に留まります。

③TikTok

TikTokは短い動画での投稿がメインとなります。文章や画像だけでは伝わりにくいものも、動画にすることによって伝わりやすくなることがあります。

おすすめに載れば多くのユーザーに発信することができますが、おすすめに載らなければフォロワー以外のユーザーの目には留まらないのがデメリットです。

おすすめに載る投稿は、いいね・コメント・シェア数や視聴完了率、複数回再生数などの様々な要素で決まります。TikTokではユーザーは最初の2秒で投稿をスキップするか見続けるかを決めると言われています。

最初にインパクトのあるフレーズを入れたり、動画の最後にオチをつけることが視聴完了率の増加に繋がります。また、動画を最後まで見たユーザーの方がいいねやコメントなどのリアクションを起こす確率が高くなります。

簡単におすすめに載りやすくする方法は、その時トレンドの音楽を使うことです。ユーザーが投稿に親近感が湧きやすくなり、リアクション数と視聴完了率の増加に繋がります。投稿する際には流行りの曲もチェックしておくと良いでしょう。

④YouTube

YouTubeは比較的長い動画での投稿がメインになるので、商品の魅力をたっぷりと伝えることができます。人気の動画は他のSNSで拡散されることも多く、再生回数が100万回を超えることも珍しくありません。

人気のYouTuberなどのインフルエンサーにPRをお願いすることで、多くのユーザーに届けることもできます。また、近年YouTube内で商品やサービスに関する動画を検索することが増えています。検索に使うプラットフォームとして、Google、Yahooに次いでYouTubeが利用されているというデータもあります。

動画のタイトルや概要欄に検索されるであろうキーワードを入れることによって、ユーザーがキーワードで検索した際に関連性が高い動画として上位に表示される確率が高くなります。

■SNSの選定方法

SNSはプラットフォームによって発信方法の違いだけでなく、利用している主なユーザーの年齢層の違いもあります。それぞれの商品のターゲット層に合ったSNSを利用することで、効果的にPRすることができます。

例えば若者向けの商品であればユーザーの年齢層が低いTikTokに力を入れたり、美容商品であれば女性のユーザーが多いInstagramに力を入れると良いでしょう。

■いいね・フォロワーの増やし方

いいねとフォロワーの数は、SNS運用を行うにあたりとても重要な数値になります。この数を増やすためにはユーザーから注目されなければなりません。

例えば「いいねとフォローで特典をプレゼント」などといったキャンペーンを行うと、フォロワー内外から多くの注目が集まり一気にいいねとフォロワーの数が増加することがあります。

しかし、キャンペーンでフォロワーが急増しても、その後に多くが離脱してしまうこともあるため、フォロワーを定着させるためにキャンペーン後も有益な情報を発信し続けるなどのアクションを行っていくことが重要です。

■インフルエンサーマーケティングは必要?

SNSで人気のインフルエンサーは影響力が強いので、商品やサービスの認知度を上げるためにインフルエンサーマーケティングを行うことは効果的です。

また、人気や信頼があるインフルエンサーが取り上げることで、商品への信頼度も高まり購入に繋がりやすくなります。

・PR依頼をする際の注意点

SNSでインフルエンサーにPR依頼をするときには、いくつかの注意点があります。

1つ目は、商品やサービスに関連度が高い投稿をしているユーザーにPR依頼を行うことです。そのようなユーザーには同じようなジャンルに興味を持っているフォロワーが多いので、PR投稿をした際に注目が集まりやすくなります。

2つ目は、ステマ規制法や薬機法などの法律に注意することです。2023年10月からステマ法規制が始まり、広告と分からないように商品をPRするのは違法となりました。また、化粧品などのPRにおいて注意しなければならないのが薬機法です。

化粧品は、そのほとんどが薬理作用によって効能効果が認められたものではないので、認められたもの以外の薬理作用による効能効果の表現はできません。このような法律に違反しないようにするために、インフルエンサーにPR投稿をしてもらう前に投稿内容を企業側でも必ず確認することが大切です。


■□□─────────────────────────────────────────────株式会社スタビライザーはWebマーケティングの会社です。
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コンサルティングからWebサイト制作、集客まで一貫して対応可能です。
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