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【検索広告】広告作成時に考えること

検索広告で1番重要なのは広告の作成だと思います。

■広告作成に時間をかけるべき理由


Google広告では広告文の作成・追加によって表示回数が増えることが多いのです。
広告文はいわばランディングページと検索語句をつなぐ架け橋のような存在と言えるでしょう。
広告文を追加すると引き当たる検索語句が増えると考えます。
ですので、むやみにキーワードに手を加えるよりも広告文に力を入れましょう。

■広告文の発想方法


以下の軸で広告文を考えてみると、浮かびやすいかもしれません。
・自社サービスの特徴(性能、利便性、実績、価格、見た目など)
・想定ユーザーが悩んでいること(例えばヘアドライヤーの場合。時間がかかる、重い、風圧が弱いなど)
・想定ユーザーがどんな生活をしているか(例えばオンライン授業のサービスで社会人ユーザーを想定。すきま時間でできる、1日15分で無理なく続けられるなど。)

上述した通り、広告文によって引き当たる検索語句が増えます。
しかし意識しすぎて、引き当てたい検索語句と全く同じ文字を盛り込む必要はないと考えます。
Google広告では意味合いで認識しますので、文字列で一致している方がいいわけではないようです。
例えば「パート」と検索した時に「アルバイト」という文字列で広告が出ることもあります。
厳密に言えば意味が違うとしても、このように広告表示がされることがあるのです。

■気にせずとにかくたくさん書き出してみる。


「1広告グループに何本入れればいいの?」「どのくらいのクリック数で判断した方が良いの?」といった疑問ですが、
これに関してはさほど気にしなくても良いように感じます。まずはとにかくたくさん書き出して配信してみましょう。
表示された広告の良し悪しを最終的に判断するのはユーザーであるため、どんな訴求が当たるのかわからないためです。
大量の広告を作る必要はないですが、あまり気にしなくても良いと思います。

■拡張テキスト広告の終了


Googleからのアナウンスもあったように2022年6月30日に従来の拡張テキスト広告が作成できなくなります。
https://support.google.com/google-ads/answer/1704389?hl=ja

この事から、従来のテキスト広告での作成方法とは打って変わり、
レスポンシブ検索広告での作成方法を踏まえた作成をしなければなりません。

■レスポンシブ検索広告の作成


レスポンシブ検索広告の入稿規定は以下です。

文字数はすべて半角カウント



レスポンシブ検索広告は検索語句に合わせて各アセットを様々なパターンで表示してくれるものになります。
ですので必ずしも意図した組み合わせで出るわけではないので注意が必要です。

またよくある失敗例として、
「自転車通販なら│自転車の販売」
のように違うアセットでも、同じような言葉が並んでしまっている広告文です。
言葉を繰り返すことによるやり方も場合によっては有効ですが、多くの場合は不自然ではないでしょうか?

こうならないように各アセットは個々で意味が違うもの、どう並んでも不自然にならない工夫が必要です。
筆者がやっている防ぎ方は「どうしてもこれだけは言っておきたい」という言葉をアセットに登録して、それを見出し1に固定する方法です。
見出しを固定し、それぞれ意味が異なるアセットを登録しておけば上記のような不自然な広告文にはならないと感じています。
ただ固定していないレスポンシブ検索広告に比べ表示回数や、拾い上げる検索語句の柔軟性には欠けるのでむやみに固定しすぎない方が良いでしょう。

■「広告の有効性」について


あまり気にせず作成をしてみましょう。
それよりもアセットの内容に被りがないか?他にもっとアセットに設定できそうなフレーズはないか?などに力を入れましょう。

■おわりに


拡張テキスト広告の作成ができなくなり、レスポンシブ検索広告の作成・活用が必須になりました。

アセットの組み合わせを考え、時には見出しの固定をしたりなど様々なやり方ができるようになったこと、広告の有効性の是非など、各運用者の方もまだまだ模索段階にあると言えるでしょう。

ただ結局のところ最終的にユーザーの目に留まり広告の良し悪しを判断するため、「どういう広告文だったら目に留めてくれるか」ということを忘れなければそうズレた事にはならないと感じています。


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