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訪問リハ|歯科医師×訪問管理栄養士×ST

皆さん、いかがお過ごしですか。
言語聴覚士(ST)の八田です。

昨日は、歯科医師の先生、
訪問管理栄養士さんと一緒にお仕事を
した1日でした。この職種が集まると
とてもパワーアップします。

食支援チーム

昨日は、歯科医師の先生と私、
訪問管理栄養士さんと私、
と別々のご利用者さんの支援でした。

(昨日歯科の先生には、嚥下ではなく、
ご利用者さんのスピーチのサポートを
していただきました。)

普段は「在宅チーム」の中でも
「食支援チーム」として、
「食べること」の支援をしています。

ある神経難病のご利用者さん
胃瘻、人工呼吸器をつけられています。次のような関わりをしています。


歯科医師の先生は、ポータブルの嚥下
内視鏡を用いて、お家で嚥下検査を行
っています。歯科衛生士さんも定期的
に専門的口腔ケアをして下さります。

私たち言語聴覚士は、コミュニケー
ション手段の確立のための練習や
今の嚥下機能の評価、嚥下訓練を
行います。

管理栄養士さんは、その方にあった
嚥下食の作成や、必要な栄養の計算、
例えば便秘や浮腫等への対応、
トータルでサポートしてくれます。

昨日は、ご家族と栄養士さんで
一緒に柔らか肉団子作りました!

へぇ~こんな風に作るのか。
まぁ、いいにおい!

私も試食しました。
美味しい!最高!

市販品の工夫もしていますが、
訪問管理栄養士さんの作る
美味しい嚥下調整食で、ご利用者さん
の生活が豊かになります。

多職種連携?

厚生労働省は、多種多様なスタッフが
お互いに連携・補完し合い、患者の
状況に的確に対応した医療を提供する
「チーム医療」を推進しています。

これを「多職種連携」と呼びます。

私にとって、歯科医師、訪問管理
栄養士さんと一緒に仕事をする場面
は声高に「連携」を謳わなくとも
ごくごく当たり前になっています。

ただ、おそらくですが、今のこの
環境は、まだ、今の自分の環境が
恵まれているだけの可能性がある
とも思っています。

なぜなら、

嚥下機能をみて下さる歯科医師、
訪問で栄養をサポートして下さる
管理栄養士、訪問でリハビリを
提供する我々言語聴覚士

まだまだ足りていないから、です。
近くにいない場合もあり得る。

なので、地域によって差がある
可能性が考えられます。

そして、この3職種が集まると
さらに良い支援が出来ますよ、と
いう事があまり認知されておらず、
個で介入している場合もあるかと。

私は必要を感じた方には
「歯科はどうですか?」
「栄養士さんどうですか?」
と声をあげるようにしています。

皆さんには「STさんどうですか?」
と聞いていただけると嬉しいです!

この支援の輪が広がりますように。


おわりに

今日は食支援チームについて、
ほんの少しだけ書きました。
まだまだ書き足りないので、
また書きます(笑)

今日は京都府言語聴覚士会の
zoom が控えているので、
このへんで。

あんまり頑張り過ぎない1日に。
皆さんも素敵な週末を!







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