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Immersal DemoApp 2021のビルドエラー解消方法

以下の記事で紹介しましたデモアプリについて、ビルドエラーが発生した場合のエラー解消方法について説明します。

動作環境

開発環境は以下で行いました。

Unity Editor 2019.4.10f1

Immersal SDK v1.11.3

プロジェクトの作成

demo-app-2021を入手します。

arcloud-sdk-samplesを入手します。

arcloud-sdk-samples/Assets/ImmersalSDKのフォルダごとコピーします。

その後、demo-app-2021/Assets配下にペーストします。

プロジェクトの追加

Unityを起動し、demo-app-2021を開きます。すると以下のようなエラーが発生します。このプロジェクトの環境下では、XR Plugin Management のバージョンが3.2.17だとエラーとなるようです。

スクリーンショット 2021-02-01 18.13.21

XR Plugin Managementのダウングレード

XR Plugin Management 3.2.17を削除後、XR Plugin Management 3.2.16をインストールすることで、このエラーが解消されます。しかし、XR Plugin Management 3.2.17を削除するには、Package Managerから以下のパッケージを削除する必要があります。

・AR Foundation

AR Core XR Plugin

ARKit XR Plugin

Unityのメニュー → Windows → Package Managerを開き、上記のパッケージを削除します。その後、XR Plugin Management 3.2.17の削除を実施した後、XR Plugin Management 3.2.16をインストールします。

その後、AR Foundation、AR Core XR Plugin、ARKit XR Pluginを再度、インストールします。(私の環境では4.1.1をインストールしました。)

Immersal SDKのインポート

Developer Portalから ImmersalSDKv1_x_x.unitypackage をダウンロード後、ImmersalSDKv1_x_x.unitypackageをインポートします。(私の環境では1.11.3をインポートしました。)

Text Mesh Proのインポート

demo-app-2021ではText Mesh Proを使用しています。TMP Importerのダイアログが表示されます。Import TMP Essential Resourcesのボタンをクリックしてください。

スクリーンショット 2021-02-05 0.19.46

ビルド&実行

上記の対応を実施すると、エラーは全て解消された状態になります。ビルドを実施し、実行を行うとDemoAppのログイン画面が起動できればOKです!

最後に

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